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中国旅行記

2008年9〜12/NOV、仕事の都合で、中国南京郊外蕪湖(Wuhu)というところに行くハメに。
新婚旅行でしか、海外に行ったことがない私に対し、一人で行ってこいとの指令。
どんなことになるやら、不安な気持ちで行った中国。その一部始終を記録しときます。
あくまでも、仕事がメインなので、写真等不十分です。字がメインになっています。
ちょっと見にくいページになっていますが、すみません。

目的地は、中国南京郊外蕪湖(Wuhu)。成田からANAで北京、北京から国内便(AIR CHINA)に乗り換え南京、南京から車で1.5時間という何とも移動だけで1日使ってしまうようなとこ(ほんとは、成田→南京という直行便があるんだけど、会社の都合で使ってはいけないという理不尽な事情のため、大変なことに・・・)。

蕪湖(Wuhu)としては、正直、田舎です。ひょんなことから、中国の自動車メーカー・チェリーが本拠地を構え、これの受注を狙って、いろんなメーカーの工場が増え始めた町のようです。チェリーは、どうやら、中国内で、結構勢いのあるカーメーカーのようです。ま、パクリ車ばっかりだったような気がしますが・・・。

当然、海外出張初めての私、ガイドブック等は買いましたが、北京空港で第3ターミナル?。ガイドブックにはないぞ。よく調べたら、4月から稼働とのこと。ガイドブックは基本、年度改定のため、まったく役に立ちませんでした。

いろいろ調べた結果、最近の飛行機は、持ち込み制限が厳しくなっているらしく、さらに、中国の国内便のほうが厳しいらしいとのことで、引っかかると大変なことになるなと思いながら、とりあえず、いいやってなことで、LET’S GOしました。



2008年・9/NOV 出発
成田発の飛行機が10時35分発であったため、埼玉最北部にすんでいる私、始発の電車に乗り、上野で京成スカイライナーに乗り換え、成田空港駅へ。CHECK IN時に荷物を預けるかどうか悩みましたが、とりあえず、ANAだったので預けることに。さすがに日本の航空機で荷物は無くならないだろうとのことで。両替200元とレンタル携帯の受取を済ませ、出国。ここまで、何も問題ありません。一応、日本だからね。ANAのラウンジでゆっくりしようと思ったんだけど、両替、レンタル携帯で結構時間を使ったため(結構人がいっぱいいたので)、コーヒーを飲んで終了。搭乗口に行ったとたん、搭乗時間でした。
日本出発。これから、中国か、とかなりの不安に襲われながらも、起きたのが早かったため、早くも夢の中へ。ただ、機内食はしっかり食べました。
中国に近づき、飛行機の高度が低くなるにつれ、飛行機の窓から見える景色が変わってきました。白いのです。雲じゃないと思います。青い空が見えません。TVでいろいろ言っていたのを思い出しました。北京オリンピックがあり、環境にかなり気を使っていたと思われますが、オリンピックが終わって3ヶ月、環境は元に戻ってしまっていると思われます。
北京空港に近づいてきたところで、ゴルフ場を見つけました。日本だと、自然を生かして作ったりすることが大半だと思いますが、どうやら、ゴルフ場を造るために、自然を造っていると思われます。たぶん、ラウンドするといいゴルフ場だと思いますが、上から見た感じ、こんなところではやりたくないなっていうのが、正直な感想です。
何はともあれ、中国到着です。ここから、私の勝負が始まりました。
北京について、入国を済ませると、荷物を受け取るために、モノレールに乗ります。これがまた、いつ来るのかわからない。しかも、乗ったら乗ったで、ターミナルがばかでかいため、いつ着くのかわからない。とりあえず、流れに任せました。バックを受け取り、国内線乗継カウンターへ。次の飛行機まで、かなりの時間があったため、乗継カウンターに、お客は誰もいません。とりあえず、行くと、いきなり中国語。わからないので、英語で「次、この飛行機乗りたいんだけど」と言うと、「OK」だって。荷物預けようかなと思ったけど、やっぱりやめときました。これから、仕事に行くのです。なくなったら、大変です。その後、税関へ。まったくノーチェックでした。というか、話しかけられもしませんでした。いいのかな。次、荷物検査。忘れてました。ライター類は一切の持ち込み禁止です。制服を着た奴が「ライターライター」とわめきだしながら、私のところに来たため、「SORRY」と言って、そいつの胸ポケットにライターを突っ込んでやりました。なんかわめいていたけど、無視して、通過。大変です。
ライターを渡してしまったが、空港内には、喫煙所があり、ラッキーと思って入りました。ライターとかマッチとか置いてあるのかなと思いきや何もありません。ただ、そこにいる人はタバコ吸ってます。ちょっと離れて、10分くらい見てまして、理解しました。車によく付いているシガレットライターが設置されていました。ふむふむ。
乗継の時間が結構あったため、空港内のコンビニで、多少のおやつを買いました。事前情報から、水は買って飲めと言われていたため、そこは素直に従うことに。ファンタオレンジが600mlで3.5元、スニッカーズが4元。空港で両替したとき、1元=16.02円だったので、ふーんって感じ。成田空港の両替はちょっと高いしね。味は日本とは、ちょっと違い微妙でした。
北京→南京は、中国国内線のAIR CHINA。飛行機に乗っても、英語はあまり聞かれず、中国語ばっかり。お客もほとんどが中国人のため、私にとっては、完全アウエイ状態。とりあえず我慢我慢ということで、南京到着。中国人、待つこと知りません。飛行機が止まっていないのに、荷物を取り出し、出口に殺到します。
南京空港では、到着が18:50だったためか、人は私の乗った飛行機からの人数しかいなく、とりあえず、集団に沿って行けば問題なく出ることができました。ここで、待ち合わせた日本人と合流。とりあえず、何とかなりました。空港でライターを買いたかったんだけど、時間も時間なんで、とりあえず車に乗り、ホテルに向かいます。
ホテルに向かう車の中、大変なことに気がつきました。車は100km/hで走っています。もちろん、高速道路ではありません。19:00の田舎なので、ほかに車はほとんどいませんでしたが、結構危ない走りだったと思います。事前に聞いていた話では空港から1時間半かかるとのことでしたが、実際は1時間で着いてしまいました。
ホテルでは、基本、中国語。英語は話せる人が対応してくれます。日本語は全くダメ。私、英会話は無理です。ということで、CHECK IN等は、付き添ってくれた日本人の方に大半の部分を行っていただきました。部屋はカードキー式のオートロック。大体は、日本のビジネスホテルのようでした。寝巻きがなかったかな、くらいの感じ。基本的なアメニティ・ドライヤー等はそろっており、問題なく使えました。

ためしにTVをつけてみると、いきなりブルースリー。チャンネルを替えていっても、やっぱり中国のTVです。ただ、やっぱり日本人の客もたまにいるのか、NHK BSも映りました。この日は、篤姫がやってました。もちろん日本語で。NHK BSは朝も映っているのですが、時間も表示されます。この時間、当然日本時間です。時差が1時間あるため、TVに映る時間と現地時間は異なります。ちょっと焦りました。

中国で、必ず、必要なもの、水です。ホテルには、必ず、ただの水のペットボトルが置いてあります。水道水は、必ずしも飲めるものではないと現地の人も知っているのでしょう。ペットボトルは、ホテルから出る時も、持っていきます。外で買う必要がなくなるのと、どうせ戻ってくると、追加されているからです。蓋を開けずに部屋に置いておくと、そのままにされてしまうので、飲む飲まないにかかわらず、持って行ったほうがいいです。

コンセント等もチェッキングするところですが、今回3泊4日ということで、携帯の充電とかは持っていきませんでした。パソコンも持っていかず、髭剃りは電池式のものを用意して行きましたので、コンセントは使いませんでした。一応、現地では、240Vがメインで115Vも使えるところがあったくらいですかね。



2008年・10〜11/NOV 仕事
基本、2日間は仕事がメインです。よく、海外出張とかにかこつけて、観光を楽しむ方々がいますが、今回私の場合、まったくそのようなことはありません。完璧に仕事でした。悪く言っちゃいけないけど、中国人、基本的にさぼります。私が見ていないところでは、確実にやることやってません。ま、最初からわかっていましたが・・・。
ただ、夜の食事は豪勢におごってもらっちゃいました。まさに、中華料理店で、真中にターンテーブルがあるようなところです。北京ダックとか、刀匠麺だとか、いろいろ出てきて、食いきれないほどです。ただ、全部、油っこかったです。長くいるようなら、胃薬が必要かもしれません。お酒も出てきました。はじめはビールとかでしたが、途中から、日本酒みたいなお酒が出てきて、聞いてみると、40度と52度。こりゃ厳しい。11/NOVは、最後には、どうやってホテルに戻ってきたのかわからない状態で、ダウンしました。



2008年・12/NOV 帰国
いろんな事があり、とりあえず、仕事は終了。最終日はまた移動。でも、これで日本に帰れると思ったら、前日のお酒、一切残りません。
CHECK OUT時に一悶着。CHECK IN時にデポジットとして、クレジットカードで少しの料金を払ってあり、CHECK OUT時にこれをキャンセルして、正規料金を払うのだが、デポジット分をキャンセルできないとのこと。どうやら、機械の故障のようであり、信用は全くしていないのだが、後日キャンセルしたら、仕事場に連絡するとのことで、その場は切り抜けた(後日、キャンセルできたとのFAXがきて、とりあえず・・・)。ここら辺、全部、英語です・・・。
空港までの車、約1時間半ですが、中国の交通事情、ものすごいです。とりあえず、行ったもん勝ち。車線はあって無し。無茶な割り込みなんて常識。これで、事故が起きないのが、ものすごい不思議。ある意味、運転テクニックがすごいです。また、この時期、米の収穫時期であり、道路の半分をコメが干してありました。当然、道路です。車が通る道です。関係ありません。車がよけて走ります。それも、ものすごいスピードで。空港までの道のり、いろんな車が走ってます。トラック・バス・乗用車・3輪乗用車・バイク・自転車・トラクター・人、すべてが同列で道路にいます。あり得ません。
南京から北京の飛行機(AIR CHINA)は、行きと同じく、完全アウエイ。中国語と、聞き取りにくい英語の嵐です。とりあえず、1時間50分。耐えました。北京につくと、いったん、空港の外に出ます。そこから、バスで、空港内に向かい、荷物等の受取場所に向かいます。ま、基本的に、国内便なので、面倒なことはなし。しかも、私、中国国内便には、荷物をあづけてません。信用一切無しですので。
ここを過ぎれば、あとは、ANAなので、楽です。北京でのCHECK INは、日本語で対応できました。ま、出国検査時にまた、面倒なことがありましたが、英語でチャレンジ、通じなくなったら、日本語で怒鳴り散らしたら、通らせてもらえました。適当です。北京なのに・・・。
とりあえず、時間があったので、家族にお土産を。成田で両替していた元が結構あまっていたので、とりあえず使ってしまおうと、ほとんど使い切ってしまいました。と言っても、両替したのって3000円分くらいだったけど。
北京空港では、時間が結構あり(少なかったはずなんだけど、スムーズにことが進んだため)、AIR CHINAのラウンジに入りました。ANAと提携しているらしいので、チケットがあったんで。
ラウンジは、行きによりましたが、時間が無く、よく分かりませんでした。今回、じっくりどんなもんか分かりました。すべて、タダなんですな。簡単なご飯が食べられ、飲み物はいろんな種類がそろっており、のみ放題。簡単なスナック菓子も置いてありました。これを、ゆとり十分なソファでふんぞり返って食ってました(あとあと、機内食が出た時に後悔しましたが)。かなり、いいです。ラウンジって。たぶん、ANAのゴールドカードとか所有すれば、いつでも入れるんだろうな。
さすがは北京空港。土地だけはだだっ広いです。空港内も、ものすごい広く、何も意味ないのに、中国を思わせる建物がオブジェとして置いてありました。まったく、意味ありません。

そんなこんなで、ANAの飛行機に乗り込み、日本語の案内が流れた段階で、やっとほっとしました。これで、日本に帰れるって。富山あたりの明かりが見え、群馬・埼玉・千葉の上を飛んで行き、成田に到着したとき、やっぱ日本が一番だなって思いました。

このあと、成田で、到着直後に会社から電話。次の日、群馬に行ってくれとの指示。殴りたくなりましたが、かなり不機嫌な返事をして、とりあえず、終了。2度と行きたくありません。あんな国。

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