レビュー 『MaxFactory 1/72 ダグラム』
Review:2014/3/23 発売:2014/1/22
グッスマ/MaxFactoryの1/72ダグラムをぱちぱち組み。
わざわざ2014年にもなって新規キット化してきただけあって
なかなか完成度高い。

基本パチ組み。
手足の白部分はシルバーで塗装。デュアルモデル欲しかったんだよね、昔。そのせいかダグラムの手足は銀なイメージ。
キャノピーはガイアカラーのクリアブラウン。
あとは濃紺部分へハゲチョロリング。
ダグラムのボディカラーはハゲチョロやるのに最適なんだよなー、ほんと。
成型色ままで銀を乗せるのはどうかとも思ったんだけど、やってみると物凄くハマってちょっとニヨニヨしてしまったw

プロポーションはダグラムのイメージ通りな感じ。
ダグラムって大胸筋モチーフな胸周りがデザインのポイントだと思うんだけど、 そこも含めてこのマッシブ感は良いやね。頭部がメカニックそのものなのに、ボディはすごく人間らしいのがいかにもダグラム。
あと拳がきっちりでかいのがいいね。ここを下手に現代風にしたら台無し。
手に武器を持つのを考えたらこのくらいのサイズが人型の正解なんだよなー。

キットの素性は、初物ブランドにしては上々。
特に組み辛いところも無く、さくさく組みあがりマス。
合わせ目もほとんど出ないのは偉い。ただ、ふとももとリニアカノンだけ豪快に左右合わせなので、
ここだけは消しマシタ。さすがに目立つw
ふとももはまぁ構造的に分かるとして、リニアカノンのもなかっぷりは「ここだけ作るの忘れてて後から足したのか?」と思うくらいテキトーw
ターボザックのパーツ分割とかかなり偏執的なのに、なんでここだけこんなテキトーなんだろう…w

多少合いがびみょーかな、という点は足裏のパネルと頭頂のセンサーカバーくらいかな。ここはピンを切り飛ばして接着しちゃうのがいいかも。

デカールがちょいと癖のある感じ。糊がけっこう強い?ので、さっさかと位置決めしないと動かせなくなって詰むw
足の黄色いラインは片側失敗しちゃったので前面だけになってまいました。トホホ。 長いラインは無理せず分割して貼った方がいいかも。うまい人以外は。

可動範囲はそれなり。足首は甲とスリッパが独立して動くので接地性はなかなか。
股関節はデザインの都合上それほどの自由度は無い感じ。
第一話の鉄屑シーンはさすがに無理やねw
ヒジ周りの関節はわりと凝ってるので、自然な曲げ方で飾るのが可能。あの手の曲げはリアリティ無くって好かんのだけどねw

ギミックで一番楽しいのが首のターレット。設定通りにクリンの足が胸側に潜るのがステキ。
首を回すと基部ごとクルクル回るのが良いネ。

あと、フレーム部分が塗装済みのキャノピーが付属するのもこのキットの特徴。
ダグラムの紺色色指定はホワイト(20%)+ブラック(30%)+ブルー(30%)+レッド(15%)+イエロー(5%)みたいな
やってられっか指定なので、これが塗装済みなのはスーパーありがたいw

もちろん未塗装状態のキャノピーも付属するのでカンペキであります。

メーカー第一弾にしては特に不満も無い良キットな感じ。
つか、21世紀もしばらく経ってこんなダグラムが手に入るとはおもわなんだですよw
今のところラウンドフェイサーとブロックヘッドは予定されてるようなので、めっさ楽しみ。
旧キットのトレーラーとか欲しくなるなー。
あと1/72のフィギュアとか欲しくなるね、人間との対比が楽しいメカっていいよなぁ。

とりあえず続きが欲しいのでみんな買いましょうw


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