レビュー 『GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム』
Review:2010/03/28 発売:2010/03/27 販売:BANDAI

サイコガンダム兄弟を始めとして、
高品質商品連発のGFFメタルコンポジットシリーズ。
最新作は今(BANDAI的に)大流行のユニコーンガンダムだ!

ずるいよなー、アニメ版ガンダムUC 1巻を観て
ガノタのテンションがMAX状態のこの時期に
この高額商品の投入ですよ。
MGと大差無いだろうからスルーの予定だったのに、買っちゃうだろちきしょー!

まぁ買って正解だったんですけどね。こいつはイイわ。

※3/29 ちょっち写真追加

ユニコーンモード。
Zplusが成型色丸出しだったので不安だったのだが、
今回はきっちり全塗装です。
パール入った光沢塗装なんで、こいつぁ美しい。

プロポーションとかは文句なし。後発だけあってきっちりまとまってるなぁ。

鬼門の角は可動・1本角・Vアンテナの三種が付属。
部品の付け外しはキライなんで、可動ツノを付けっぱにしたい派なのだが、
可動軸のテンションが適切できっちり閉じるこのツノは
合格合格。

ちなみに軽く墨入れしてますん。
ガンダムマーカースミいれ筆ペン グレーでいいかんじの紫グレーが乗りマス。

合金比率は思ったより高め。(緑のとこが合金ね)
持ったときけっこうズッシリくるのが玩具的にヨイね。

ただ、この重量のために宙空スタンドとかは使いにくい。
まぁ玩具は重くなくっちゃなあ。

アタリマエのようにビームガトリング×2付属。
いいなぁかっちょいいなぁ。

 

バズーカの持ち手と手首が絶妙な角度なんで、
しっかり構えられるのはイイね。


さぁNT-D起動!

全身ほぼ完全変形。頭だけはMG同様に側面装甲のみ取り外して挿し直し。
全体的に機構はほぼMGまんまだね。ロック機構の細かい違いはあるけど。

ただ、扱いやすさは今までの変身ユニコーンとは段違い。
こんなにストレス無く扱えるユニコーンは初めてだなぁ。
可動部のテンションとロック箇所の有無がかなり練られてる、すばらしい。
部品のぽろりも無くスムーズに変身可。

デストロイモード!
やっぱいいなぁ、この白地に赤いライン。
MGではピンクだったサイコフレームは、ワインレッドで表現。
クリアパーツの裏はきっちり銀塗装されてるんで綺麗な赤が楽しめマス。
いやぁ、高いオモチャだけのことはある。

まぁやっぱしデストロイモードで腕の長さが変わらんのは
デザイン的欠陥だよなぁ(笑
脚がひょろ長いんでいまいちバランス悪い。玩具側の問題じゃないけど。

顔もかっちょいい。試作見たときはどうなるかと思ったが、
イチから作り直したらしい。グッジョブ。

可動ツノもこのままで見栄えよし。

スタンダードなライフル+シールド装備。
PVCの握り手は銃をがっしりホールドできるんで
やっぱりイイなー。

足首はまぁ予想通りぜんぜん動きません(笑
これはカトキハジメが悪い。
ユニコーンは基本的に素立ちしかできないんだよなぁ。
足首以外はけっこう普通に動く(もも付け根にロール軸あるし)んだけどね。

ビームマグナムは相変わらずかっちょええ。
アニメの発射音は初代アニメガンダムのライフル発射音と同一で発注だそうな(笑
さすが福井先生、わかってらっしゃる。

フル装備。腕のボリュームが増えるんで全体のバランスが良くなるね。

マグナムのカートリッジは三組付属。
うち一組は一個ずつバラせるので
任意の排莢状態を再現可能。
おいおいバンダイさん、いつのまにそんなサービス良くなったのよ(笑

トンファーも問題ゼロで再現。

いやー、定価¥18,900は伊達じゃないわ。
スタイルよし、ギミックよし、表面処理よし、ほとんど文句なし。
まぁ完成品なんで、ゲート跡や塗装ムラは多少あるけど、全体の品質はちょー高いね。

スムーズに変身できるユニコーン、これだけでもありがたい。
ロックがちょい甘めなんで、↑の写真みたいにフレームが見えちゃったりもするんだが(笑

箱の帯に
「これが欲しくてガンダムUCを作った、と言っても過言ではないわけで。」
という福井先生のコメントが付いてるんだが、
あながちお世辞でも無いかも。
置物としても遊び倒し玩具としても通用するイイものだわ、これ。

ちょっち高く感じるかもしれんが、中身はイイので
これは買っとくべき。

二巻早く出してくれぇ〜

 

 

同クオリティのシナンジュとかバンシィが出たら困るな… 懐が痛い…
とりあえずMG組まなきゃ。


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