レビュー 『Exploring Lab. 1/10 ISS船外活動用宇宙服』
Review:2011/09/25 発売:2011/09/23 販売:BANDAI

はやぶさの劇的帰還から向こう、世間はなんだか宇宙ブーム!
我らがバンダイさんも何かトチ狂って
宇宙服をプラモ化!
世の中何がどう転ぶかわからんもんだなぁ…w

というわけでざっくりとパチ組み。

キットのフォーマットは1/8ライダーシリーズに近いかな。
手足はわりとざっくりなモナカ分割で、パーツ数も多くは無いのでサクサク組めマス。

色分けも概ね分割済み。
ただ頭部はさすがに肌色一色なので要彩色。
とはいえ瞳と眉毛はシールが付属するので、遠目に見る程度なら、
写真のようにガンダムマーカー茶色でワンポイント描いてあげれば十分見られるように。

瞳シールは9タイプから選択可。ムダに凝ってるなぁ…w

 
ヘルメット装着。

ヘルメットの構造はやたら凝ってて、実物と同様の三層構造。
金バイザーは開閉可能。このへんのクリアランスはさすがBANDAIというところ。
メッキのバイザーがとても雰囲気イイ。

コスモガン発射!(違

ピストル型パワー・ツールもシール一枚でなんだか精巧な感じに。

オプションパーツとして、
頭部カメラユニットとSAFER(セルフレスキュー用推進装置)は
自由に着脱可能。

頭部のEMUライトはLED内蔵で発光可能。
やっぱ発光ギミックはイイねぇ。
ちなみに電池はテスト用のものが付属するので、とりあえず買う必要ナシ。これはいい。

ディスプレイスタンドにはAPFR(関節付きポータブルフットレストレイント)を
接続可能。
これがまた精密感があってイイ。
さすがにこのパーツのみでは自重を支えられないがw

バンダイのキットらしく、組み易さと組んだ後のアクションフィギュアとしての
遊び勝手はかなり上々。
きっちり組もうとすると、布地表現をまたぐ合わせ目の多さと
挟み込みだらけの構造にうんざり来そうではあるがw

実物ではほとんどが布地のボディをプラパーツに置き換えているので
関節とかはさすがにオモチャっぽいのだが、
宇宙服の構造や各部のバランスはかなり勉強になる。
やっぱり立体物を実際に手に取って得られる情報ってのは貴重だよね。

ただ定価¥6,000はさすがにちょっと割高感があるかな。
専用のライト発光ユニットがコスト高な感じ。

 

大人の超合金スペースシャトルやはやぶさが欲しくなってしまうのが
このキット最大の欠点だろうか。宇宙イイヨナァ…
宇宙クラスタのみなさんにはわりとオススメ。
眺めてるとけっこうニヨニヨですよん。


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