作曲メモ
「或る春の日暮れ」

イントロのピアノ演奏は
どこを1拍目に取ればいいか
わからないリズムで始まります。

歌が入ってくるとリズムがハッキリとします。
そうです。
8分の9拍子、一小節に8分音符が9個です。

アウトロでふっと曲調が明るく変わります。
詞の中の主人公の気持ちは
吹っ切れてまた前を向く・・。
リズムの絡みも、自画自賛で花丸です。

イントロに対して後奏をアウトロと
最近若い音楽仲間から教えてもらいました。

作詞は大原@静岡さん
「星空」「虹の根元」に続いてのコラボです。

「つないだ 細いこの線の 向こうに」
この詞の時代背景は昭和でしょうか
電話、受話器と受話器の間は電線で繋がっていました。


気持ちを伝える手段は限られていました。
もどかしい気持ちが
春のもやっとした曖昧な景色とリンクしていきます。