アルコール性肝障害
■改善・・・禁酒と食事療法で肝機能を回復させる、ビタミンの欠乏を防ぐ
■食事のポイント ★アルコール性脂肪肝の場合
  肥満や糖尿病をともなっていれば、過食を避けて減量し、肝臓に蓄積された脂肪の
  利用を促します。
★アルコール性肝炎の場合
  高タンパク、高エネルギーの食事をとります。ビタミンの充分な摂取を心がける。
★アルコール性慢性肝炎の場合
  肉類、魚介類、卵、大豆などから良質のタンパク質をとり、肝細胞の再生を促します。
★アルコール性肝硬変の場合
  病状が安定しているときは、高エネルギー食にし、塩分を控えます。腹水やむくみが
  あるときは、塩分を1日5g以内に制限します。血中アンモニアが上昇している場合
  は、脳性肝症を防ぐ為に、タンパク質も制限します。

■特に有効な栄養成分 ●ビタミンB1 ●ビタミンB12
■控えたい食品 ●アルコール飲料・・・アルコールの分解は肝臓しか出来ないため、飲めば飲むほど
  肝臓の負担になる。

リノール酸 摂り過ぎると、アルコール性肝障害を悪化させる可能性がある。
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