SORCERIAN

1987年、RPG、日本ファルコム
(MSX2版は1992年)

○ストーリー

昔々、誰一人として記憶していないくらい、遙か昔のこと、
愛などというものは、ごく一部の人々の間にしか存在しておらず、
世界を支配しているのは、魔法と武力のみであった。
そんな時代に、自らの力と勇気を試すために、
幾つもの危険な冒険に身を投じる者たちがいた。
人々は彼らのことを、こう呼んだ。
・・・ソーサリアン、と。

○内容

あまりにも有名なファルコムの名作RPGです。15本のシナリオ、60種類の職業、120種類の魔法、60曲もの素晴らしいBGM、美しいグラフィック。どれをとってもスゴい出来でした。特にシステムは良く出来ていて、後には追加シナリオがいくつも発売されました。(MSX2版は戦国ソーサリアンとピラミッドソーサリアンのみ)
また、メガドライブ、PCエンジンにも移植され、それぞれ独自のシナリオがありました。特にメガドライブ版は本家にも勝るとも劣らない面白いシナリオもありました。(PCエンジン版は分かりません。)
シナリオは1本道でフラグを建てて進めていくので、AVGやパズルの様にも感じられましたが、その出来が良く、とても楽しめました。シナリオによってはNPCを連れて冒険するものもあり、ストーリーに幅を持たせていました。
特に好きなシナリオは、ハープの音が素晴らしい「天の神々たち」、あのロマンシアを自らパロッた「ロマンシア」、パズルゲーム的な面白さの「氷の洞窟」、NPCが印象的な「メデューサの首」、謎解きがえらく面倒くさい「呪われたクイーンマリー号」などです。メガドライブ版では「マリオネットの館」が良かったです。
私はこのソーサリアンがやりたいがためにMSXturboRを買いました。はじめは友人にもらったMSX2でやっていたのですが、あまりに遅いのでターボRにしてしまいました。PC88版がでた当時は、いつも友人の家でやらしてもらっていました。
メガドライブを買ったのもソーサリアンが出るからというのが大きな理由のひとつでした。
WINDOWSで出た「ソーサリアンforever」はシナリオが10本しかなく、出来もいまひとつで残念だったのですが、今年にはオリジナルが出るので一安心って感じです。どうせなら追加シナリオやメガドラ版シナリオとかも後々発売してもらいたいものです。
ARPG好きの私にとって最も好きなゲームのひとつです。

↓パッケージです。MSX2版はPC88版とは全く異なります。

パッケージ表 パッケージ裏

○画面


町のシーン

「失われたタリスマン」の1シーン

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