ハイドライドII

〜SHINE OF DARKNESS〜

1985年、ARPG、T&ESOFT

○ストーリー概略

これは私たちが住んでいる世界とは、全く次元の異なる伝説や神話が現実の世界になったような、不思議な世界です。剣と魔法がすべての世界。その世界をそこにすむ人々はフェアリーランドと呼びました。
かつて怪物達に支配されていた時代は終わりを告げ、人々は平和な時代に陶酔していました。
同じ頃、地の底深く出異変が起こりつつありました。ひとつの邪悪に満ちた「意識」が覚醒したのです。新たな怪物を創造し、死んだ者を蘇生させて、地下に世界と呼べるような物を作り上げ、地上のフェアリーランドにまで、その力を拡大しようとしていました。
この地下の異変に修道僧達は早くから気づき人々に説きました。しかし、平和な世界に生きる人々には聞き入れてもらえませんでした。修行僧達はフェアリーランドの人々に失望し、救世主を求めました。
そこで神は時空をねじ曲げ人間の世界とつなげたのです。神は人間の中から、まだ心の汚れていない一人の男の子を選んだのでした。

○内容

超有名なARPG、ハイドライドシリーズの第二段です。前作に比べて6倍のマップの広大な世界を持ち、魔法を使え、アイテムの売買、人との会話、ストーリーの深みも増す、などすべてにおいて前作を大きく上回った作品です。
また「FORTH」という心の善悪を表すパラメータがあるのも特徴的です。
前半は明るい地上、後半は各階層ごとに特徴ある地下帝国での戦闘と飽きの来ない作りになっていました。
6つのクリスタルを集めるのが目的だったのですが、それには「SEARCH」の魔法を使い反応したところを調べるという手順を踏まねばならず、なかなか難しかったです。
また、序盤の経験値及びFORTHの供給源であるグールを倒すとよく手に入るブラッククリスタルが邪魔くさかったです。
このゲームは少々バランスがきつく、経験値稼ぎ、お金稼ぎが大変でした。
お金に関しては、最後で必要になるアイテム「ミスティックドラッグ」を序盤で見つけて店に売ってしまうことによって、かなり楽になりました。そのアイテムが必要になる終盤ではお金は余っているので買い戻すのは簡単でした。
あと、最後の敵を倒す方法がわかりにくく、苦労しました。

私はこのハイドライドシリーズは思い出深い大好きな作品です。(というかARPG好き)、本当は「1」も紹介したいのですが、自分では持っていないのでパッケージ写真が手に入りません。(誰か提供して下さい。)、
「1」は「X1」を持っていた友人の家でそれこそサルのように遊びました。X1版は他機種版と違って4方向スクロールになっておりグラフィックも美しくほんとに素晴らしいゲームでした。「3」はX68000版をタケル(ソフトの自動販売機です)で買ったのでやはりパッケージがありません(泣)。

ザナドゥの様にリメイクしてくれるとうれしいんですけどねぇ・・・

↓パッケージです。

パッケージ表 パッケージ裏

○画面

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