富士通 FM77AV

○スペック(FM77AV−2)
CPU メイン・サブ MBL68B09E(2MHz)
RAM メイン128KB 
グラフィックVRAM 96KB
日本語 JIS第1水準漢字2965種
        非漢字453種
表示機能 文字 英数カナ 80/40 x 25/20
    漢字    40x12
グラフィック
    320x200ドット1画面(4096色)
    640x200ドット2画面(8色)
サウンド FM音源3音+PSG3音

○シリーズ紹介
FM77AV1 4096色表示
FD 2D1ドライブ
\128000
FM77AV2 FD 2D2ドライブ \158000
FM77AV20-1 FD 2DD 1ドライブ
RS232Cインターフェイス
\138000
FM77AV20-2 FD 2DD 2ドライブ \168000
FM77AV40 26万色表示
RAM メイン192KB VRAM144KB
640x400ドット表示
漢字第2水準+辞書ROM
\228000
FM77AVEX20 AV20-2+スーパーインポーズ \128000
FM77AVEX40 AV40+スーパーインポーズ \168000
FM77AV40SX ビデオディジタイズ
ビデオコンバート
\178000

○カタログ紹介
 FM−NEW7
 FM−77L2L4
 FM77AV
 FM77AV40
 FM77AV40SX

○解説と感想

富士通のFMシリーズとして発売された1985年に発売された8ビットマシンです。
「天然色パソコン」というコピーで売り出されました。その名の通り4096色同時表示という当時としては驚異的な美しさのグラフィック表示が可能でした。また、表示速度も速く、スクロールなども他機種に比べて綺麗でした。
その為、ゲームも全体もしくは一部が77AV専用に作られたものがあり、77AVを持ってる価値を感じることが出来ました。
音源はPC88SRと同じ、YM−2203でFM音源3音+PSG3音だったので、ベーマガに載っていたPC88SR用の音楽データを打ち込むことで同じように楽しむ事ができました。77AVの前に持っていたマシンのS1はPSG3音だけだったので、とても嬉しかった覚えがあります。


○私の持っているFM77AV専用の部分があるゲーム

・レイドック
 綺麗なグラフィックと1ドット単位の動きが売りです。
 

・ルクソール
 全体が77AV専用に描き直されています。
 

・ディーヴァ
 様々な機種に専用に作られただけあって77AV用のグラフィックは美しいです。
 

・ドルアーガの塔
 見た目はかなりの移植度です。

・ドラゴンバスター
 これもすごくいい移植でした。

・スペースハリアー
 かなりがんばってます。8ビットマシンでここまでできるとは。
 

・シルフィード
 オープニングが77AV専用です。
 

・イース、イースII(写真はイース2のみです。)
 イースのエンディング、とイース2のオープニング、エンディングが77AV専用です。特にイース2のオープニングの雲の波間に浮かぶイースの多重スクロールは77AVユーザーの自慢でした。
 
 
 

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