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高 木 仁 三 郎
書    名 出  版  社 書    評
出  版  日
価     格
プルトニウムの未来

−2041年からのメッセージ−


岩 波 新 書  著者は1938年群馬県生まれ、1961年東大理学部卒、核化学・科学技術論を専攻。「原子力資料情報室」代表。2000年10月8日死去。
URL→http://www.jca.apc.org/cnic/
 本書は、何故「2041年」に時代を設定したフィクション仕立ての未来論の形を取ったのか。今、我が国が推し進めている「プルサーマル──核燃料サイクル計画」は、現実の生々しい問題であると同時に、「プルトニウム社会」の未来像をどう描くかという我が国の将来を方向付ける重要な問題でもあるからに他ならない。実際、大量に発生する「高レベル放射性廃棄物」の最終処理は、2030−2040年頃に開始することになっているのをご存じだろうか。(東京電力のホームページ参照)
URL→http://www.tepco.co.jp/
その時になって、問題視しても手遅れである。現段階で、検討・論議を十分に重ねなくてはならない問題なのである。本書は、それを分かり易く説明するため、未来形をとりつつ、現在の我々に「プルトニウムの未来」の構想の必要性を気づかせてくれるものである。
 
94/12/20
650
書評欄の背景が「黄色」の本は、yamateru お奨めの一冊です。