| 書 名 | 出 版 社 | 書 評 |
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| 出 版 日 | ||
| 価 格 | ||
こ り ね え 奴![]() |
徳 間 文 庫 |
小説M資金事件。騙す奴騙される奴・・・・・ 闇金融を揺るがしたM資金事件。詐欺師たちの暗躍と欲望の罠。 |
| 98/06/15 | ||
| 620 | ||
惨劇 石油王血族![]() |
徳 間 文 庫 | 東京大田区東雪ヶ谷の閑静な住宅地で起こった一家惨殺事件。背後に秘められた現代の罪と罰。犯罪小説の傑作。 |
| 97/08/15 | ||
| 560 | ||
三 人 の 賢 者![]() |
光 文 社 文 庫 | 後継社長人事を巡るトップの暗闘。巨大企業の中に息づく人間群像を鮮烈に描く力作。1997年春の全日本空輸の最高人事にモデルを得ているが、調査力に富み、正義漢でもある著者は、俗説を排し真理を追究し、中心人物荒木史英(若狭徳治氏がモデル)の気骨を見事に浮き彫りにした。 |
| 98/07/20 | ||
| 620 | ||
事 件 屋 悠 介![]() |
角 川 文 庫 | 三十坪の広々とした部屋に黒革のソファーをはじめ、さまざまな娯楽施設を完備した豪華な事務室。これが悠介の誇るオーロラ商事だ。だが、その業務内容はもっと奇抜なものだった。汚職情報をネタに汚職の元凶に喰い込み、そのうわ前をハネるのである。茫洋とした坊主頭の巨漢、大洞(おおぼら)悠介は、建設汚職に連座し、勤務先のY県庁を首になった。そして一念発起であみ出した究極の金儲けの秘法が、この仕事だったのだ。悠介の思惑は見事に当たり、快進撃が続くが・・・・・・。痛快長編小説。 |
| 97/04/01 | ||
| 680 | ||
湿 地 帯![]() |
光 文 社 文 庫 | 大同銀行の秘書室副部長・三浦昭二は、政界担当実務(実態は政治献金を政治家に届ける役目)を命じられていた。ある日、その三浦に、保守党の代議士秘書から電話が掛かった。厚かましさと押しの強さで有名な、通称ナベヤス。話を聞くうち、三浦は蒼ざめた。−巨額の金を巡って生まれるどす黒い野望。永田町という湿地帯。銀行と政界の癒着を鋭く抉る問題作。 |
| 98/03/20 | ||
| 650 | ||
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支 店 長 の 遺 書 《 憤 死 》 ![]() |
徳 間 文 庫 | 東京・中野区の区会議員・大野渉の変死体が新宿で発見された。二ヶ月前、茨城県土浦市に本店を構える筑波銀行新宿支店長の山地浩一が焼身自殺を遂げており、二つの事件の背後には、暴力団への巨額の不正融資と恐喝事件があることが判明する。スキャンダルをおそれる銀行、天下り頭取一派にダメージを与えようとする専務、そのはざまでゆれ動く行員.....。企業小説の巨匠が鋭いメスで声域を抉った傑作長篇! |
| 2000/06/15 | ||
| 620 | ||
醜 聞![]() |
徳 間 文 庫 | 横浜レーヨン副社長西池定吉が28歳の愛人入江恒子と密会中に脳出血で急死した。恒子は西池のポケットから手帳を取り出し、秘書課に連絡をとった。そのままハンドバッグにしまったその手帳には、大変な情報が書き留められていた。事件の一週間後に西池から手に入れた黒真珠の指輪を手に宝石店を訪れた恒子は、その宝石店がらみの横領事件を暴露する。恒子の目的は・・? 長編企業小説。 |
| 96/07/15 | ||
| 580 | ||
重 要 参 考 人![]() |
集 英 社 文 庫 | 医大と新設付属高校の理事・副理事を兼任し産婦人科医院を経営する菊川は、赤軍派を名乗る二人組に突如監禁され、学校の口座から2億8千万円を奪われた。犯人追及を訴える菊川に、警察とマスコミは執拗に《狂言強盗》を疑う。菊川は被害者から容疑者へ一転、莫大な寄付金、学内派閥闘争、マスコミとの攻防が絡み合い、現金強奪事件は次第に医大問題へと焦点を移してゆく・・・・・・。 |
| 97/07/25 | ||
| 600 | ||
出 世 運 の 女![]() |
光 文 社 文 庫 |
取締役の首・第三の男・茎の芯・さむしない肌・漂泊の女・蒐集鬼・出世運の女・英雄の果て の八篇を収録した短篇作品集。企業人の中の人間的な部分、その心理を的確に捉えて描く異色作品集である。 |
| 98/09/20 | ||
| 600 | ||
小 説 財 界![]() |
角 川 文 庫 | 大阪商工会議所会頭の座は、関西財界の奥の院に入り込んだ財界人にとって最後に残された栄光のポストであった。次期会頭の最有力候補、大竹製薬会長の大竹兵衛の急死から、会頭戦は俄にあわただしくなる。五選を狙う阪急の迫田、そして人事一心を旗印に巻き返しをはかる住倉化学の小早川。その裏には巨大プロジェクトの関西新空港工事を巡る利権争いも絡み、いっそう白熱の度を高めてゆく。老醜を漂わせ、凄絶な戦いを繰り広げる関西財界トップの姿を描く、迫真の長編経済小説。 |
| 97/02/20 | ||
| 650 | ||
相 続 人 の 妻![]() |
角 川 文 庫 | バブル経済崩壊直後の準大手証券会社を舞台に、経営者の兄弟とその妻、息子夫婦などのさまざまな確執と葛藤を描いた企業小説の力作。この作品のモチーフが同族企業批判にあるのだが、それ以上に、家族とは何かと言う普遍的な問題を企業経営の問題と重ね合わせて描いた、すぐれて現代的な家庭小説としても読むことが出来る。 |
| 97/07/10 | ||
| 540 | ||
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ダイヤモンドの兄弟 78億円の情事 ![]() |
勁文社文庫 | カーボン素材の名門メーカー日本電極の手形が裏金融に流れ、本社の専務室に怪しげな男たちが連日出入りし始めた。どうやら堅物で通る専務の池田春樹が女を作り、彼女の借金のために会社の手形を切ったのが始まりらしい。池田の無知、巧妙に仕組まれた裏操作のためにで活写する長編経済小説。 |
| 98/09/15 | ||
| 600 | ||
闘 い へ の 執 着![]() |
徳 間 文 庫 | 執務中に心臓病で倒れた日本最大の製パン業の創業社長、笹沼金一郎。六年間の病気療養というブランクの間に巧妙に仕組まれた罠が待ち構えていた。別荘で療養中に秘書室長の持ち込んだ経済誌の記事に変な感がしていたが、何と株主総会前日に、重役会の席上で社長更迭決議が通ったのだ。創業者社長の意地を賭け、金一郎は乗っ取り工作に敢然と立ち向かう。権力の源泉に挑む人間の欲と愛憎の姿。 |
| 98/08/15 | ||
| 600 | ||
血 の 河![]() |
徳 間 文 庫 | カタヤマ工業。かつては『片山組』という土木建築請負業だったが、いまでは年間売上額が約二千億円、業界大手五社につぐ巨大ゼネコンだ。創始者の片山市郎が健康を害すると、弟の弥助は経営の実権を握ろうと、さまざまな画策に動いた。片山家の婿養子である馬場浩はT大卒のエリートで、もともとは市郎が鉄道省の仕事をとろうとして結びついた関係だった。が、徐々に実力を付けた浩へ弥助の追い落とし工作が始まった。 |
| 98/10/15 | ||
| 580 | ||
敵 対 的 買 収![]() |
集 英 社 文 庫 |
M&A(企業の合併と買収)TOB(株式公開買付)の実態を生々しく描く、著者の最新作。 業績が順調な協和精工の株がひそかに買い集められていた。仕掛けたのは、乗っ取り屋の異名をとるリミテッド・ベア。その真意は、株の高値買戻しか、それとも本当の乗っ取りか。さまざまな戦術を繰り出してくる敵に立ち向かう協和精工の経営陣。日本経済の問題点を鋭くえぐる傑作。 |
| 00/02/25 | ||
| 650 | ||
毒 煙 都 市![]() |
勁 文 社 文 庫 | 昭和十二年、西九州の工業都市M市の、中央財閥系の染料工場で爆発事故が発生、直後、異臭を放つ黄色い煙が市を覆った。やがて市内では疫病に似た症状の患者が続出、子供を中心に多くの死者を出した。内務省、軍部の調査団は、上水道設備の不備による、赤痢と断定した。しかし、M市水道課長の中西はこの材になっているが、著者の炯眼と努力と気迫がひしひしと伝わってくる貴重な力作である。 |
| 99/04/15 | ||
| 580 | ||
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花 の 嵐(上・下巻) 小説 小佐野賢治 ![]() |
光 文 社 文 庫 |
戦時中、そして終戦直後の混乱期を抜群の商才で乗り切り、蓄財に成功した小佐野賢治に大きな飛躍の機会が訪れた。東急電鉄のオーナー五島慶太との出会いである。五島に勧められた箱根の強羅ホテルの買収、これが賢治にツキをもたらした。熱海、山中湖に所有のホテルが駐留米軍の休息所に指定され、膨大な家賃が支払われたのだ。賢治は次に運輸事業に乗り出した。 彼の鋭い先見性と適確な経営方針、潤沢な資金力。賢治の財力に依存し、人は経営状態の悪いボロ会社を押しつけたが、彼はそれらの会社を後年必ず、優良企業に変身させたのである。そんな賢治の前に、彼の運命を後に大きく左右する男が現れた。新進政治家の田中角栄である。この男を、自分の手で一国の総理にしたいと言う夢。......一代の傑物の波乱の生涯を描く大作。著者独特の思い入れが込められた作品だが、世間が小佐野賢治に貼り付けた「悪徳、冷酷な政商」というレッテルを考え直す機会を我々に与えてくれる。遅まきな気もしながら読みました。 |
| 97/04/01 | ||
| 1320 | ||
派 閥 渦 紋![]() |
角 川 文 庫 | 日本有数の財閥系生保、結城生命相互。その結城家で唯一の男子として生まれながら、不義の子ゆえに傍系の昭和製鉄で勤務し続ける結城正男は、いつか創業者直系の庶子として結城生命相互の重役に迎えられる日を夢見ていた。だがある日、その可能性が皆無であることを思い知らされた正男は、昭和製鉄内での出世に目標を切り替えた。そして熾烈な派閥抗争の渦中に身を投じていくのだが・。人生の転機で大きな勝負に出た一課長の成否は?著者が毎晩のように銀座で遊び、正真正銘銀座で掴んだネタで書いた、本物の銀座の夜の華やかなエンターテイメント作品である。 |
| 97/04/01 | ||
| 525 | ||
末 席 重 役![]() |
角 川 文 庫 | 九篇の作品が収められた傑作企業小説集。その大部分が1980年代前半の初版であるにもかかわらず、現在読んでも抵抗感がない。これは、著者が人間の生き方に重点を置いた執筆活動をしている証拠であろう。本書には、次の短篇を収録。末席重役・神の花園・残り火・暗い欣び・遺恨のてんまつ・以前の肌・仮名の崖・乗った馬・取締役解任 |
| 98/08/25 | ||
迷 路![]() |
徳 間 文 庫 | 1980年頃の「女子高生・OL連続誘拐殺人事件」が下敷きとなったフィクション。凶悪な犯行描写をせずそこに至るであろうと読者に予感させながら、男にのめり込んでいく女の迷路のようなプロセスを息もつかせず描いていくところに著者の老練さが窺える。女心の哀しみは、いつの世も変わらぬものがあるが、人の心の奥底に潜む思いは必ずしも行動と一致し得ないもの。あなたはどう読みますか? |
| 98/04/15 | ||
遊 興 費![]() |
徳 間 文 庫 | 小さな鉄鋼商社の元経理部長で、去年定年を迎えた松尾良助の使い込みが発覚した。その額、なんと三億六千万円! 会社はその使途を厳しく追及するが、松尾は「遊興費に使いました」を繰り返すばかり。毎月の小遣いは三万円、真面目だけが取り柄の松尾のどこを探っても、使い込みの形跡は見あたらないのだ。社の十年分の利益はどこに消えたのか? 表題作他、企業に生きる男たちの哀歓を描く傑作集。 |
| 2002/03/15 | ||
| 580 |