放射線治療も危ない
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抗ガン剤と同様に、放射線治療もガン細胞を退治するために使用されますが、やはり正常細胞にもダメージを与え、別の癌を引き起こしやすいのです。例えば、米国とデンマークでの長期調査の結果、結核患者が診断のためのレントゲン撮影を繰り返したものが蓄積され、乳ガンに罹る危険性が高まっていた事実が判明しています。
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米国ガン研(NCI)の全六巻三千ページにわたる最近のレポート『ガンの病因学』(Cancer Etiology)によると、十五万人の抗ガン剤治療を受けた患者を調査した結果、肺ガン、乳ガン、卵巣ガンなどで抗ガン剤の治療を受けた場合白血病が増えていたということです。他のガンの場合でも、別のガンを引き起こしていたケースが多いという結果が出ています。
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抗ガン剤にしても、また放射線治療にしても、現在の治療法ではガン細胞だけを破壊できず、正常細胞にも悪影響を与えるおそれが強いという事を強く認識すべきでしょう。
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