-Members-
Mike Pickering
Hillegonda Rietveld
オランダ出身、FACTORYレーベルの異端グループ。
「フェラ・クティ+クラフトワーク」という、無茶な音の方針を目指し、Be Musicプロデュースのもと精進した結果、
出てきたのは何ともダルいダンスミュージック。まあそれは今の耳で聴くからであって、当時はビルボードの
ダンスチャートの上位に食い込むくらいの音だったわけなんですが。
このとき出てきた音が、後に当たり前になった、白人による打ち込みソウル・ダンスミュージックの先駆けになったり
(少なからずプロデューサーをやっていたBe Music=New Orderにも影響を与えている模様)、
ソウルフルなヴォーカルにサンプリング&打ち込みというスタイルは、ABCがそれをパクったり、
シングルを出した後にそのリミックスを出すというスタイルは、その後のFACTORYでも踏襲されたり、
The Smithsのジョニー・マーがデビュー直後にギターで参加していたり、
Mike Pickeringはグループと同時進行でハシエンダでDJやっていたり、
とにかくその後に連なるいろんなものに影響を与えまくったグループだったのですが、
今の評価のされなさは結構すごいものがあります。
その後のMike PikeringのUK音楽界での立ち位置を考えると、業界では非常にリスペクトされているようですが、
それでも、ようやく2003年に初CD化というのは、あんまりだなあ。
-Original Album-
'85 Pigs + Battleship <Factory>
-Single-
'82 Tingle / Go Exciting <Factory>
'83 Love Tempo <Factory Benelux>
'83 Love Tempo Remix <Factory>
'84 Atom Rock <Factory>
'85 Atom Rock Remix <Factory>
'85 Genius / This Feeling <Factory>
'85 Genius / Genius pt.2 <Pow Wow>
AFTER THE BAND?
Mike Pickering
T-CoyとM Peopleを結成。その後もDJとして活動中。New Orderの「Retro」でもリミックスの選曲していましたね。
-Members-
Paul Weller主宰のRespondレーベルから、彼の「アーティスト募集」の広告にほいほいのって出てきたバンド。
しかしStyle Council当時、Paul Wellerは一般的には人間以下の扱いでしたから、彼のレーベルのバンドなんぞは犬畜生。
きっと「有名人のレーベルだから」って期待してたと思うんですが、完全に当て外れ。残念でした。
-Album-
'84 Belief <Respond>
-Single-
'82 Work'n' Play <Respond>
'82 Work And Play <Respond>
'83 Someone's Got To Lose <Respond>
'83 Price You Pay <Respond> UK#56
'83 Tear Soup <Respond> UK#66
'84 Tuesday Sunshine <Respond> UK#46
'84 Building On A Strong Foundation <Respond>
'84 Month Of Sundays/Belief (Don't Give Up) <Respond>
AFTER THE BAND?
情報ください。