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Quando Quango (1981-85)

-Members-
Mike Pickering
Hillegonda Rietveld

オランダ出身、FACTORYレーベルの異端グループ。
「フェラ・クティ+クラフトワーク」という、無茶な音の方針を目指し、Be Musicプロデュースのもと精進した結果、
出てきたのは何ともダルいダンスミュージック。まあそれは今の耳で聴くからであって、当時はビルボードの
ダンスチャートの上位に食い込むくらいの音だったわけなんですが。

このとき出てきた音が、後に当たり前になった、白人による打ち込みソウル・ダンスミュージックの先駆けになったり
(少なからずプロデューサーをやっていたBe Music=New Orderにも影響を与えている模様)、
ソウルフルなヴォーカルにサンプリング&打ち込みというスタイルは、ABCがそれをパクったり、
シングルを出した後にそのリミックスを出すというスタイルは、その後のFACTORYでも踏襲されたり、
The Smithsのジョニー・マーがデビュー直後にギターで参加していたり、
Mike Pickeringはグループと同時進行でハシエンダでDJやっていたり、
とにかくその後に連なるいろんなものに影響を与えまくったグループだったのですが、
今の評価のされなさは結構すごいものがあります。

その後のMike PikeringのUK音楽界での立ち位置を考えると、業界では非常にリスペクトされているようですが、
それでも、ようやく2003年に初CD化というのは、あんまりだなあ。

-Original Album-
'85   Pigs + Battleship  <Factory>

-Single-
'82   Tingle / Go Exciting  <Factory>
'83   Love Tempo  <Factory Benelux>
'83   Love Tempo Remix  <Factory>
'84   Atom Rock  <Factory>
'85   Atom Rock  Remix  <Factory>
'85   Genius / This Feeling   <Factory>
'85   Genius / Genius pt.2  <Pow Wow>

AFTER THE BAND?
Mike Pickering
T-CoyとM Peopleを結成。その後もDJとして活動中。New Orderの「Retro」でもリミックスの選曲していましたね。



The Questions (1982-84?)

-Members-

Paul Weller主宰のRespondレーベルから、彼の「アーティスト募集」の広告にほいほいのって出てきたバンド。

しかしStyle Council当時、Paul Wellerは一般的には人間以下の扱いでしたから、彼のレーベルのバンドなんぞは犬畜生。
きっと「有名人のレーベルだから」って期待してたと思うんですが、完全に当て外れ。残念でした。

-Album-
'84   Belief  <Respond>

-Single-
'82   Work'n' Play  <Respond>
'82   Work And Play  <Respond>
'83   Someone's Got To Lose  <Respond>
'83   Price You Pay  <Respond>  UK#56
'83   Tear Soup  <Respond>  UK#66
'84   Tuesday Sunshine  <Respond>  UK#46
'84   Building On A Strong Foundation  <Respond>
'84   Month Of Sundays/Belief (Don't Give Up)  <Respond>

AFTER THE BAND?
情報ください。


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