One Hundred and One Dalmatians (1961)

Cruella De Vil
"Anita Daahling"

Release: Animator's Choice-1995
1995/03 - 1996/03/31
Close: 1996/Mar.
Production Marks: Trowel

1961年に公開された映画「101ダルメシアンズ」(101匹わんちゃん)から、ポンゴとパーディタの子供たちをさらって自らの毛皮を作ることに執着するヴィラン、クルエラ・デ・ヴィルのピースです。
後の実写番でもグレン・クローズさんが好演をして話題となりましたが、ディズニーヴィランの王道を行くような、悪意に充ち満ちてはいるけれど、チョット抜けたところもあってそこがまた魅力的、というのが良く現れているキャラクターで、このピースにもそんな雰囲気がとても良く出ています。
このクルエラのピースが凄いのは、WDCCでこのクルエラの線の細さと着ている毛皮のコートの厚み・豪華さ・ソフト感を再現出来ていることですね。
勿論これは厚みがあり重たくなっている陶器の体を支えるべく足をブロンズ製に、その下のベースをピューター製にしたり、線の細い腕や煙草を表現するためにそれらをブロンズ製にしたりと、WDCCの特徴の1つである、素材の複合技を生かしているからであると言えます。
その他にもバッグのストラップには金糸を編んだものが使われていたり、右手の指輪も別パーツで再現されていたりと芸が細かいです。(^.^)
手足のブロンズ部分は、欠けや折れなどには強いかも知れませんが、よく見ると若干厚めに塗装膜が塗られているようなので、少しでも衝撃を加えてしまうと塗装面にひびが入るなどの障害が出てしまうと思います。
また、ベース部分もピューター製と他のWDCCピースに比べると重めには出来ていますが、全体のシルエットが逆三角形になるような重量配分なので移動させる時や置き場所には気を配った方が良いでしょう。
それにしても細い手足ですよね〜。(^.^)
このピースは1995年のアニメーターズチョイスシリーズとしてリリースされました。 この後ヴィランズキャラクターはヴィランズシリーズとしてリリースされるようになったので、最初で最後のアニメーターズチョイスシリーズのヴィランズと言うことになりますね。
またこのWDCCは、一目惚れをして入手をした我が家の2個目のWDCCでもあるので思い入れも深いです。(^.^)

以上、このWDCC紹介ページは友人のサイトWALT'S ROOMの人気コーナー、WDCC SPOTをオマージュしたミニ版という感じで作ってみました。 本家WDCC SPOTは本当にためになるので是非ご覧下さいね〜。

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