Brave Little Tailor (1938)

Mickey Mouse
"I Let 'Em Have It!"

Release: Animator's Choice-1993
1993/01/01- 1994/03/31
Closed: 1994/Mar.
Production Marks: Clef

1938年に公開された短編映画「ブレイブ・リトル・テイラー」(ミッキーの巨人退治)から、勇敢な仕立屋さんを演ずるミッキーマウスのピースです。
この映画は短編ですがストーリー、キャラクターデザインがとても素晴らしく人気のある名作で、中でもフレッド・ムーア氏やフランクトーマス氏の描いた、このミッキーマウスはとても可愛いデザインなので、ソーサラーミッキーやスチームボートウィリーミッキーについで、各種グッズの商品デザインなどに利用されているので、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。 とても可愛いですよね!
我が家もこの作品と、この衣装のミッキー・ミニーが大好きなので、その他のグッズもつい欲しくなってしまいます。(^_^ゞ
WDCCとしての出来も素晴らしく、WDCC初期の作品のため、素材も今のようなセラミックではなく土系の物で出来ているようで、また塗りも手塗り感がとてもいい味を出していますよね。 WDCCが出始めた初期の頃の「丁寧な手仕事」という感じが良く出ています。
この大きく手を広げたポーズも映画の中ではほんの一瞬ですが、この映画のミッキーを表現するにはとても的確なポーズの選択だと思います。(ちなみに映画中のこのシーンでは帽子はかぶっていないんですけどね(^_^ゞ)
このピースの危険な箇所と言えば、やはり一目見て解るようにハサミ、そして羽根飾りでしょう。 ハサミは刃の部分が本体から飛び出したところに配置されて、かつ付け根が細くなっているので、ちょっとの衝撃でもポッキリいってしまうと思います。 アメリカにはそうした不運に見舞われてしまったWDCCをきれいにリペアしてくれる専門業者もあるようですが、自分のお気に入りのWDCCが不運にも壊れてしまった時などはとてもありがたいかも知れませんが、そう言った物を中古で入手することは避けたいですね。
このWDCCはアニメーターズチョイスシリーズの第1弾となっていて、この年以降、毎年恒例でリリースをしているシリーズとなっています。 このアニメーターズチョイスシリーズはどれもグッと来るデザインばかりなので、どれも欲しくなってしまいます。(笑) また、チャーターメンバー用の購入時オマケとして、ミニチュアのミッキーのストーリーブックが付いていました。
我が家にとって、この映画のピースは「いつか欲しいピース」の1つだったので、入手できたときは本当に嬉しかったです!

以上、このWDCC紹介ページは友人のサイトWALT'S ROOMの人気コーナー、WDCC SPOTをオマージュしたミニ版という感じで作ってみました。 本家WDCC SPOTは本当にためになるので是非ご覧下さいね〜。

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