気になるカード Darksteel


Green


《老いざる精体/Ageless Entity(DA)》

通常は5マナ4/4。緑としてはやや物足りない。だが、ライフを得るたびに大きくなっていく。ライフを得る呪文はマナコストの割には回復量があるので、乗る+1/+1カウンターの量はかなりのものになるのは間違いない。《治癒の軟膏/Healing Salve(8E)》だけで7/7というのはなかなか凄いものがある。
問題は、クリーチャーで殴ろうというデッキに、ライフ回復呪文が入るのかどうか、だ。どちらかというと、ライフ回復デッキのフィニッシャーとして考えたほうが良いだろう。
それと、回避能力を持っていない点を指摘しておきたい。例え100/100になっても《蠢く骸骨/Drudge Skeletons(8E)》が乗り越えられないのでは話にならない。サイズが大きくなることを考えれば、トランプルを付与する手段を考えておいたほうが良い。

《ファングレンの初仔/Fangren Firstborn(DA)》

4マナ4/2だが、最初に攻撃したときには既に5/3になる。都合、最初の単体攻撃ならば《巨大戦車/Juggernaut(DA)》と同じ。つまり、《巨大戦車/Juggernaut(DA)》とは比べ物にならないほど強い、ということだ。
何より「全ての攻撃クリーチャー」に+1/+1カウンターが乗るのが凄すぎる。3体で攻撃すれば、+1/+1カウンターを3個獲得する計算だ。これがマナいらず、というのはどうかしている、というレベルである。
最大の問題は1緑緑緑という色の濃さである。これでは、緑のホード系デッキ以外には投入することは不可能である。もっとも、これを白ウィニーあたりに入れられようものならとんでもないことになるわけだが・・・。

《カルストダーム/Karstoderm(DA)》

4マナ5/5、そしてあっという間に弱くなる。親和デッキと相対した日には、すごい勢いで0/0になってしまうだろう。
アンチアーティファクトカードの多い緑だが、これは理解に苦しむ。いくらなんでも使い道がないだろう。

《滋養/Nourish(DA)》

2マナで6点のライフ、ちょうど《治癒の軟膏/Healing Salve(8E)》の倍だ。《勇士の再会/Heroes' Reunion(IN)》には1点劣るが、あちらは多色呪文なので丁度いいバランス・・・という言えるだろうか?
回復デッキを考えるならば、かなり良い呪文であるのは間違いない。2マナで6点は、現スタンダード環境では最強の回復呪文である。無論、前述の《老いざる精体/Ageless Entity(DA)》との相性は抜群である。4/4の《老いざる精体/Ageless Entity(DA)》が、これだけで一気に10/10。これで一気に攻撃に転ずることが可能になるだろう。

《酸化/Oxidize(DA)》

《崩壊/Crumble(5E)》とほとんど同じ。アーティファクトのコントローラーがライフを得る、という効果はほとんどの場合、こちらにとってマイナスに働くため、事実上は上位互換と言って差し支えないだろう。
Mirrodinブロックの環境では、アーティファクトが破壊できるカードが活躍しない場面は皆無と言える。僅か1マナのインスタントでこの能力、強力カードであるのは間違いない。

《絡み森の脈動/Pulse of the Tangle(DA)》

単体でも3マナ3/3のクリーチャーなので、コストパフォーマンスは優秀。さらに相手のクリーチャー数次第では、《獣群の呼び声/Call of the Herd(OD)》かそれ以上の効果を発揮するかもしれない呪文である。相手が非戦闘系のクリーチャーを擁していれば、再使用できる可能性はぐっと上がる。
また、出てくるトークンがBeastであるので、Beast系のデッキにも投入することが出来るだろう。

《刈り取りと種まき/Reap and Sow(DA)》

土地ブースト、或いは土地破壊。4マナと決して軽いコストではないが、臨機応変に使えるのが最大の特徴である。
6マナ払えば土地格差が2になるのだが、これは確か昔、5マナで行えたような・・・。まあ、あちらは多色呪文、仕方のないところだろう。

《懲戒の儀式/Rebuking Ceremony(DA)》

アーティファクト版、《すき込み/Plow Under(8E)》。
アーティファクトが少ない環境ではまさしくゴミだが、今のスタンダード環境ならば強烈である。何せアーティファクトは場に出すのにコストがかかる。対象が土地の《すき込み/Plow Under(8E)》との最大の違いはそこであり、ターンと手札だけでなく、相手のマナまで浪費させることが出来るのだ。
使うタイミングと対象によっては、《Time Walk(UN)》級の効果が得られるだろう。