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文法について

文法ってそれほど大切?
「文法、文法というけれど、そんなに文法が大切なの?」「学校で6年間も文法を学んだのにしゃべれるようにならないじゃないか!」と思われる方も多いことでしょう。しかしながら、英文法を抜きにして英語ができるようになるということはあり得ません。このページは文法学習の大切さについて述べてあります。
 
文法って何?
文法というのは言葉のルール体系です。複雑で混沌とした言葉の中に、ある一定のルールを見つけ出し、それを体系化したものが文法です。そして、ルールを知らずに言葉をマスターするということは不可能です。
 
英語では最初に主語を言い、次に動詞、最後に目的語が来ます。これも英語の語順のルールであり、文法です。これを知らなければ、単語を知っていてもそれを並べ、意味のある文を組み立てることができません。逆にこのルールを知っていれば、並べる単語をさまざまに入れ替えることによって、たくさんの異なる文を自分自身で作り出すことができます。
 
たった一つのルールを知ることによって、多くのことが可能になるわけです。文法と聞くと拒絶反応を示す学習者も多いですが、本当は英語学習をずっと楽にしてくれる有難いものと考えていただきたいものです。なにも、「これが過去完了進行形の受動態でこれが仮定法過去完了の倒置だ」といったような難しい文法用語をひねくり回してみたり、否定文や疑問文を作る機械的な練習をするのが文法ではありません。
 
学校の文法って無駄?
学校で学ぶ文法は間違った文法でしょうか?ネイティブによって話されている英語とは別なものなのでしょうか?・・・そんなことはありません。学校の文法は学習者がまず学ぶべき「正しい」英語で、英語学習の土台となるものです。学校で学んだことは十分通用しますし、それで問題なくコミュニケーションできます。進んだ学習者はこの土台をもとにネイティブの駆使する語彙、イディオム、表現を学び、より自然な英語を身につけていけばよいのです。学校での文法学習が無駄ということは全くありません。
 
ならばなぜ話せるようにならないの?
それではなぜ中学、高校で6年間も文法を習ってしゃべれるようにならないのでしょうか?答えは簡単、話す練習を実際に行っていないからです。文法を学んでもそのルールを使って自分で文を組み立て、実際に会話練習をしなければ、話せるようにはなりません。学校では文法を教えるところで止まってしまっています(その教え方もまた不十分なのですが・・・)。決して文法自体が悪いわけではないのです。
 
教室で大人の生徒を教えてみてよく分かるのですが、中学、高校時代に学校で文法を叩き込まれた生徒ほど会話の上達速度が明らかに速いです。そうした生徒に足りなかったのは実際に話す練習ですので、会話に重点を置いたレッスンをすると、どんどん話せるようになっていきます。
 
文法を学ぶことの意義・・・
もし文法がなかったら、どうやって英語を学ぶことになるでしょう?英語の文は無数に存在しています。もし文法がなかったら、英語を理解したり、話せるようになるために、その無数の文ひとつひとつをあらかじめすべて覚えて準備しておかなければなりません。しかし、そのようなことは到底不可能です。そしてもちろんわたしたちはそのようなやり方で英語を学習してはいません。わたしたちは実際、文法を通じて英語を学んでいるのです。
 
文法を学びルールを知れば、そのルールによって作られているセンテンスならば初めて遭遇したものでも理解することができます。またすでに少し触れたとおり、単語や言葉のかたまりを自由に組み合わせ、無限の数のセンテンスを自ら作れるようにもなります。英語学習では、いろいろな場面でよく使われる決まり文句をひとつひとつ覚えることも大切です。しかしそれよりずっと大切なのは、このように文法の力によって見たことのない文を理解したり、自分で自由にセンテンスが作れるようになることです。これが文法を学ぶ意義です。
 
例えばこんなことです・・・
ごく簡単な例でご説明しましょう。What a shame!(なんて残念なんだ!)という表現があります。これひとつ覚えただけでは、残念な場面に出くわしたときにしか使えません。しかし、「What  ~ ! 」は感嘆文といい、「なんて〜なんだ!」という感嘆の気持ちを表すことができ、〜の部分には名詞を置くことができるというルールを知れば、What a view!(なんて素晴らしい眺めなんだ!)What a mess!(なんて散らかってるんだ!)What a surprise!(なんてうれしい驚きなんだ!)What a coincidence!(なんて偶然なんだ!)などの表現も同じ仲間として理解できます。さらに、いい映画を観て「What a movie!(なんていい映画なんだ!)」と言ってみたり、すごいテニスショットに「What a shot!(なんてすごいショットなんだ!)」と唸ってみたりと、自分で文を作り出すことさえもできるのです。
 
文法を学ばないとどうなる?
あやふやな文法の知識しか持たない生徒が、文法を学ぶことなく、英会話スクールでネイティブの会話レッスンだけを受けたらどうなるでしょう?単語をつなぎ、間違った文法を使いながらもコミュニケーションできるようにはなるでしょう。しかしその誤った習慣が定着し、ブロークンな英語しか話せないようになってしまいます。
 
英語力には「正確さ」と「流暢さ」という二つの側面があります。そしてその両方のバランスが大切です。正しく話せてもたどたどしければよくないし、ぺらぺらしゃべれても間違いだらけなのでは不十分です。ネイティブとの会話レッスンで「流暢さ」の訓練をするのも大切な一方、文法を学んで「正確さ」を身につけることも重要なのです。







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