
ロシア製15センチマクストフの他に同じもののミラーが手に入ったので双眼望遠鏡を作ってみました。正立ミラーは松本式です。75ミリエルボの120度がないので2本を溶融タイプの接着剤で繋いで120度をだしたところが良いアイデアでバランスよく全体がコンパクトに仕上がっています。
もう10年以上前になりますが、天文ガイドに写真が載りました。そのころはカセグレンタイプの双眼望遠鏡はなかったので珍しかったようです。




右の元々のマクストフは正立ミラー分の焦点移動が必要なので筒を変え、左もその筒で自作したものです。
眼幅調整、光軸あわせとも鏡筒の下側に集めて作ってあるのでかなりコンパクトな作りになっています。
合焦は補正板の移動(筒は二重)と接眼部のヘリコイドで行います。筒前部の白いつまみは補正板筒の固定用です。
右の鏡筒は眼幅に合わせスライドします。中心から右にバネで押していて、右端からはバネに抗してボルトナットで左にスライドさせるようになっています。
左の鏡筒は前方下を軸に上下左右に動き光軸を合わせるようになっています。
光軸はブレやすいですが、合わせるのは簡単です。
右下のボルトで上下させます。右端にもボルトがあり左右に動きます。なめらかに動き、なお合わせた後には動かないよう、工夫してます。
左の橙色の上に左の鏡筒が乗っていて、そり状に左右に動くようになっています。
正立部2枚の鏡の調整は難しいですね。
調整ボルト3本の取り付け位置に工夫が
必要なのではと思っています。ネジの調
整には慣れも必要なのでしょう
使いかってと見え具合ですが、車移動中に鏡筒を落下させ接眼部の75ミリエルボを二度ほどはずしたこと以外は特にトラブルもなく使っています。右鏡筒の光軸調整のスプリングが弱く移動時に光軸が狂いやすいですが、合わせるのは簡単ですのでまだ改造していません。
見え具合は、焦点の移動による(副鏡を主鏡に近づけ焦点を引き出している)像の劣化も感じられず、また色収差もないので大変よく見えます。特に広角30ミリ50倍で見る双眼の世界は別格ですね。
改めていろいろな双眼鏡を覗いてこれを見ると望遠鏡の精度のよさというか像の良さに驚きます。
難点は、取り扱いの不便さ・・・どんどん不精になっています・・・か。
Максутов телескоп с обоими глазами видим