自作アイデアパーツ

Интересные самодельных частей

 アイデアパーツといってもほとんど良いもの見つけた程度のもので皆さん作っているのではないかと思います。
 ただ、星祭りなどでも見たことがないのでアイデアパーツかもしれません。まあ単なるガラクタみたいなものもありますか・・・・。

 接眼延長リレー系を作りました。

2インチ延長バレル

 差し込み部にプリンタ用の巻紙の芯を利用した2インチ延長バレル
 この芯は望遠鏡の2インチ用に作ったのではと思えるくらいぴったりサイズです。
 当然ながらわずかにフリクションもあり、刺しっぱなしでも抜け落ちません。
 紙を巻いて線を引きのこぎりで切ってヤスリで仕上げて使います。
 慣れれば+−0.2ミリくらいの精度で仕上げることがだれにでもできるのではと思います写真のものの差し込み部はアルミパイプをわずかに旋盤で削って径を合わせ、さらに旋盤で芯だしして作ってあります。 しかし、塩ビパイプなどを使えば旋盤がなくともそこそこの精
度で作ることができると思います。
 アルミパイプは肉厚の51ミリと湯やや薄い50ミリをカットして使っています。どちらも無線のアンテナブ−ムの廃パイプです。51ミリは旋盤で少し削り、50ミリには紙を巻いて仕上げています。
 また、巻紙の芯には防水と見た目を考えアルミ箔を巻いてあります。

 いろいろやってみると・・・というより適当に・・・そこそこのレンズでも(双眼鏡のレンズでも)焦点距離の条件さえクリアしていれば、さほど遜色なく見えますのでぜひ作ってみてください。
 特に、長焦点の反射望遠鏡や大口径で2m以上の高さの焦点位置になる反射望遠鏡をお使いの方にはぜひこれで覗いてみて欲しいものです。本体の改造は何も必要ないですから。

暗視野照明装置

  ファインダーのフードに差し込んで使います。赤色LED、スイッチ、抵抗、単三2本で作ってあります。LEDは紙ヤスリでつや消しにしました。もちろん接眼レンズを通しては視野が赤くなるだけでLEDは見えません。
 視野を明るくするだけなので接眼レンズに十時線などを入れる必要があります。外観は良くないですが、安価で実用的な暗視野照明です。 特に軽いのがいいですね
 極軸の照明に使っているのがあるようです。

31センチ反射のファインダーにつけた状態

 コンパネを2〜3枚張り合わせて糸鋸でCUTし、蝶番をつけ、鬼眼ナットを打ち作りました。
 見た目をよくするためにパテ塗りし、銀色塗装でしあげてあります。
 強度がないように見えますが31センチ鏡筒に長年使ってますが特に問題ないようです。 もっとも綺麗に仕上げるには手間もかかり作る過程を楽しむ気がなければ既製品を買った方が安いかもしれません。

鏡筒バンド

一番重い(1.1Kg)マスヤマの60ミリを差し込みつるしてみました。でも抜けることはありません。アルミのものは固定用の3ミリのビスを付けてますがこれはそれもいりません。

 いろんなデザインのものが自由に作れるのがいいですね。

 フェルトはA4判ノリ付きのものを100円ショップでもとめカットして使ってます

 15センチの鏡筒バンド、この程度までは剛性、強度ともまったく問題ありません。

 レーザーファインダー ですか。
出力が大きいので月明かりくらいの外では空にきれいな直線を引きます。
 100倍程度なら一発導入できますね。
 本体は例のヤフオクの”箱売ります”です。少々怪しげでしたが特に問題ないようです。足はAlチャンネル、リングはAl丸棒からつくりました。前リングには100円フェルトをきつく張り後ろはM6樹脂ボルト3本で光軸調整になってます。
 前の樹脂ボルトはスイッチ用です。(押しているときだけONのSW付きでした)

長尺ノギス・ミリ目盛り付き

 初めてフライスを生かした工作でした。950mmの長尺ノギス、材料はアルミです摺動部にはテフロンをはさんであり動きはスムースです。我ながらできばえに感動しました。
 業務用フライスの精度はこのくらいなら下手でもでるのですね。もちろん副尺もなく読みの精度は0.3ミリくらいですが、大径の丸ものの径を計るときなどは便利です。
 大きい丸ものはどこが直径かなかなかわかりません、これがあれば楽に測れます
 ヤフオクに出てましたが高くて落とせず作ってみました。

 極軸望遠鏡です。極軸望遠鏡のない赤道儀に使います。
 コの字形の足の部分に等距離にボルトをうち、このボルトを極軸の両中心にとめて望遠鏡が極軸と平行に回転するように作りました。
 接眼レンズには目盛り付き(顕微鏡用か石川町スターで購入したもの)を使用してます。視野は月がほぼ視野いっぱいなので30分ですね。これをめどに北極星を入れて合わせています。
たまたま5cmの長焦点のレンズがあったのでこれを利用しています。
 だいたい合わせるには十分です

ロンキーテスター用平面鏡の工夫

大型カセニュートン鏡の斜鏡1/20ラムダをロンキーテスターの基準平面に使っていますが、短径140mm程(長径は20cm程)なので、20cmくらいより大きい鏡面ではその一部しか見れません。
 ということで、平面の向きを変えずに静かにスライドさせるものをつくりました。
 モーター(DC12Vギヤモータ)のスピードが遅くて気がもめますが、ロンキー像は具合良く見えるようです。

5cmファインダ−足の工夫

 工夫というより省略ですが、対物側のボルトを省略して、リング内側にきつくなるようフェルトを貼りました。
 両方ボルトにすると向きを変えるときは、前後をゆるめる必要があり合わせるのが大変です。この方式にして、だいぶ楽になりました。8cm以上ではぐらつくかもしれませんが、5,6cmくらいまでならまったく問題ないと思います。

32cm鏡筒に戻る

 当初具合良かったのですが、どこか漏電でもしているのか一週間も使わないでいると光が弱くなり役に立たなくなります。9800円もしたのに・・・・・。
 今レーザー光が安くなったのか、友人のは2800円でまったく問題ないそうです。おまけに出力もこれより大きい(20mW)という話です。2009/11/7

 単4電池2本と回路をフード内に組み込みスッキリした形にしました。
 抵抗は20kΩで十分なあかるさになりました。

見た目をよくしました

 VC200L 用のフード
 厚手のボール紙で作りました。防水塗料を塗って乾燥中のものです。
 なんだ紙かなどと思わないでください
 厚さ2枚ですが、隙間なく張り合わせ、防水塗料を十分に塗り、乾燥させるとプラスチックとほぼ同じ感触になります。
 この後内側をつや消しの黒塗料をぬり、外面は白色塗料で仕上げます。

 塗装して取り付けてみたものが、右の写真です。
きれいにできました。少々の雨にも鏡筒以上に問題ありません。

これは便利リレーレンズ接眼部

 以前にも作ったことがあるのですが、当時は脚立を使って見るのがさほど苦にならず、たいして活用もせずお蔵入りになってました。一度石川町の星祭りに持参したことがあります。
 しかし、このごろは脚立に乗って見るのも億劫になりましたので、再度作り直してみました。初めは40cm用を作りました。下は10cm程長くなってます。レンズ等の配置調整は工夫(簡単に)しました。

  結構よく見えるのとその便利さに感動しましたので、31cm用で作り方も含めご紹介してみます。

 視野と分解能確認のための無遮蔽11p
の窓です。
 分解能に問題はないようでした。

 ニコンの25ミリ65度接眼レンズで左の
窓で綺麗に視野環が見えることを確認してます
 蓋をとって覗いたのでは、視野環いっぱいに綺麗に見えても、主鏡の全面が欠られなく見えているのか判りません。

 全体像です。さらに20pほど伸ばすと
視野が狭くなりだめでした。しかし、32p
F6.5ではこの長さで十分な使いよさです 2インチプリズム+リレーレンズ+短焦点望遠鏡の構成です。
 東西に視野を反転させても望遠鏡を回さず見ることができます。

 アルタイル・・ベガ・・M15・・M2と2000PCで自動導入して覗いてみました。M15、M2はサブの10cmでは一見しては判らないくらいですが、リレーレンズでは(32cmでは)綺麗に見えました。
 つまり大幅な減光はないと言うことです。

 左の脚立は必要ありません。

作り方

 1)  2インチプリズムまたは2インチミラーと50mm径以上の精度のよい短焦点レンズ(リレーレンズ)、性能のよい短焦点屈折望遠鏡を準備する
 2)  この3点を組み立てます。2インチプリズム等も含め、主鏡の焦点+リレーレンズの焦点位置にリレーレンズをセットします。
   組み付け後再度調整するので、これはおおよその位置でかまいません。ただし合わせる時に位置(長さ)を変えられる様にしておくことが大切です
 3)  リレーレンズの先に必要な長さの筒をつけその先に屈折望遠鏡をつける。
     私のはロンキーテストできっちり直線になったアクロマートの60ミリの対物レンズです。屈折望遠鏡部分の倍率が低いためと思いますが、これでも色収差はほとんど感じません。
     ちなみに、双眼鏡のレンズはメーカーによらず(ニコンもビクセンも試してみました)球面収差の大きいものがありますので気をつけなければなりません。
 4)  調整ですが、初めに屈折望遠鏡単体を無限遠に(遠くの景色に)焦点を合わせておきます。
    リレーレンズは屈折望遠鏡側に向けて組み立ててください。
    次に、屈折の焦点位置を変えずに、屈折の接眼レンズを覗きながら、反射望遠鏡の接眼部のラックビニオンを動かして遠くの景色が綺麗に見えるように合わせれば完成となります。
 5)  注意 リレーレンズに対して屈折望遠鏡のFが長くなるとバローレンズのように倍率が高くなります。私のは(現在・・・今のレンズでは)1.7倍になっています
        もちろんリレーレンズのFが主鏡のFより大きいとケラレが生じます。

        リレーレンズを小望遠鏡で見る形になっているので、あまり長く引き延ばすと視野が蹴られます。覗いてみて視野環が見えないようなら少し短くしてください。
    

 出すことのなくなった40cmf6.5です。これなら見やすいです。

防水塗料を乾かしています

 これで、40cmの全面が蹴られなく見えています