病気などには負けないぞ!! 病気などには負けないぞ!! 病気などには負けないぞ!!


人工関節置換手術の入院日誌 前ページへ戻る

はじめに

2001年初め頃から左膝が極端に変形して、痛み
で歩行が困難になってきました。色々な情報を参
考にした結果、人工関節置換手術を受けることを
決心し、3月に入院の申し込みをして9月17日に
入院しました。
入院した病院
入 院 私が入院した病院

9月17日(月)

大人になって初めての入院なので、入院とはどの様なものか見当が付かないまま、家族や兄夫婦に付き添われて入院の手続きを済ませ、病棟に入りました。
病棟では担当の看護婦さんが紹介され、入院に対する注意事項などの説明があり、「入院のしおり」という小冊子を頂きました。「入院のしおり」には入院中の生活等が簡単に書いてあり、入院生活がどの様なものか何となく分かったような気がしました。

小冊子には担当医師、担当看護婦そして病棟婦長の名前も書いてあり、名前を覚えるのが苦手な私には大変親切な心遣いです。

夕方担当の医師が病室に来られ、手術までのスケジュールそして手術後のリハビリテーションのスケジュール等の説明がありました。
手術前に各種の検査、輸血用の自己血採血が2回あり、手術は10月9日予定、順調にいけばその後4週間で退院とのことでした。

いよいよ、これから手術に向けて入院生活の始まりです。



9月18日(火) (入院2日目)

検査用採血 4本
レントゲン撮影 顎・首・肩・肘・手・胸・股関節・膝・足首格2〜3枚(計20枚〜25枚)
心電図
リハビリのための診察



9月19日(水) (入院3日目)

今日9時から明日9時まで検査のため24時間の蓄尿

手術前に少しでも足の筋肉を快復させるためのリハビリテーション開始。
理学療法士の親切な説明で、足のどの部分に力を入れて曲げ伸ばしをすると、効果が上がるかよく分かりました。 運動の内容や方法は、専門の理学療法士さんから指導を受けることをお薦めします。 午前、午後、夜の1日3回、毎日繰り返し行うことによってリハビリテーションの効果が表れるそうです。 手術の前まで継続して毎日行うことになりました。



9月20日(木) (入院4日目)

皮下注射にてアレルギー反応を見る。アレルギーの問題は無いようです。

リウマチ科医長と担当の医師から手術の説明や、危険性などの説明を1時間くらい家族と共に聞いて、手術同意書にサインをしました。

日本リウマチ友の会のデーターに依りますと、人工関節置換手術をして80%位の人が満足し、20%位の人が不満かやや不満となっているそうです。そして2%位の人に感染症や合併症が起こり、命を落とすこともゼロでは無いとのことでした。

手術同意書には怖いことばかり書いてあって、何時でも手術の同意が取り消せると
注釈が付いていました。




9月21日(金) (入院5日目)

呼吸機能検査
血液中のヘモグロビン量を増やすために、鉄剤を1日2錠飲み始めました。
(輸血用自己血採血が終わるまで)



9月26日(水) (入院10日目)

一回目輸血用自己血採血 400c.c.
採血後増血剤の注射

採血後は貧血症状で身体がだるく眠気があり、言葉で表現できない倦怠感がありました。 1週間経たないと正常な血液量まで造血しなので、次の採血は1週間後とのことです。輸血用自己血採血だけでも2週間かかるので、入院後手術まで3週間かかる理由が納得できました。



10月2日(火) (入院16日目)

検査用採血 2本 ヘモグロビン量、炎症反応検査



10月3日(水) (入院17日目)

二回目輸血用自己血採血 400c.c. 採血後、採血室の看護婦さんが、「手術の成功をお祈りします」と云われた言葉には凄い暖かみを感じ、その時の感激は何時までも忘れないでしょう。
採血後増血剤の注射

採血後は前回と同じように貧血症状で身体がだるく眠気があり、言葉で表現できない倦怠感がありました。



10月4日(木) (入院18日目)

胸のレントゲン撮影・心電図  手術前1週間以内のデーターが必要とのことです。
(身体が手術に絶えられるかの検査らしい)



10月5日(金) (入院19日目)

検査用採血1本 輸血用血液の確認らしい。

手術室担当の看護婦さんから、写真で手術室の状況や入室から手術前までの説明がありました。

麻酔担当医から説明があり、麻酔は半身麻酔とのことでした。
麻酔が切れた後の痛みを和らげる為に、麻酔のときに脊髄に別な針を入れておき、 手術後に少しずつ薬剤を注入して痛みを和らげる方法があるとのこと、良さそうなのでお願いすることにしました。



10月6日(土) (入院20日目)

手術前の一時帰宅 2日間
家に帰って美味しいものでも食べて下さいとの病院側の配慮です。



10月8日(月) (入院22日目)

午後早く病院へ戻りました。
月曜日はリウマトレックスの服用日ですが、明日は手術なので免疫抑制剤のリウマトレックスは服用しないようにとの事でした。



10月9日(火) (入院23日目)

いよいよ手術当日、朝食は無しです。
プレドニゾロンを1錠だけ飲み、他の薬は飲まないようにとのことでした。

7時ごろ精神安定剤を飲み、服用後は身体がふらつくのでトイレには一人で行かないようにとの注意がありました。(後日薬剤師さんから聞いた話ですが、手術直前になって恐怖心のために暴れる人がいるので、精神を安定させる為とのことです。)

8時50分手術室へ入ると、10月5日に説明してくれた手術室担当の看護婦さんがいて、目配せで「大丈夫ですよ」と云ってくれたので、何となく安心しました。
その後半身麻酔の注射までは覚えていますが、酸素吸入と共に眠り薬のガスを吸引して眠りに付いたようです。
手術中ずっと眠っていて、「手術が終わりましたよ」と呼び起こされて眠りから覚めました。その為に手術の様子など何も分からないまま終わったのは幸せでした。
もちろん手術の痛みなどは全然ありません。採血した自己血を手術中に400t輸血したとのことです。
手術室へ入ってから退室まで約3時間半だったそうです。

ストレッチャーに寝かされて直ぐレントゲン室へ行きレントゲン撮影、写真を見せてもらいましたが朦朧としていてよく覚えていません。

この時の私の様子は、両腕に点滴・手術部分からは出血血液のドレーンチューブ・反対側には採尿のチューブと、4本のチューブに繋がれた痛々しい姿だったそうです。

夕方から麻酔が切れて足の指の感覚は戻りましたが、手術部分の痛みは全然無いので、脊髄からの点滴が効いていたのでしょう。

夜になって出血がひどく、血圧が下がり貧血状態になったので、残りの自己血400tを輸血しました。切り口の痛みはないのですが、ふくらはぎの圧迫痛は何ともいえない苦痛を感じました。痛み止めの注射・痛み止めの座薬で少し抑えましたが、一睡も出来なかったと思います。体温も上がったり下がったりと忙しかったようです。

執刀医の話によりますと、関節が変形した状態で長い年月使用していたので、骨の周囲の筋肉がずれていて、そのままでは正常な関節にならないので、広い範囲の筋肉を骨から剥がして正常な位置に戻したそうです。その為に手術の時間もかかり、手術中手術後の出血が多かったとのことでした。

下のレントゲン写真は手術前(左)と手術後(右)のものです。
手術前のレントゲン写真 手術後のレントゲン写真
手術前の変形して壊れている左膝

右膝も軟骨が少なくなっていますが、
今のところ変形も少なく痛みが少ない
ので、何とか長持ちさせたいです。
手術後の人工関節

白く見える部分が金属
上下の金属の間に軟骨に相当する
合成樹脂が入っているそうです。


10月10日(水) (手術後2日目)

体温 36.6℃ ほぼ平常に戻どりました。

依然としてふくらはぎの圧迫痛は耐えられない辛さでした。
包帯を外したら、多量の出血でガーゼが真っ赤になっていて、ガーゼを交換したら圧迫痛が少なくなった様に感じました。 包帯で圧迫されていた為かもしれません。

採尿のチューブを抜きましたので、今日一日は尿瓶で用を足すことになりました。

朝晩2回、100tの抗生物質の点滴を1週間続けるとのことです。

手術後大変重宝したのが、下写真の足の部分がファスナーで開くパジャマです。
手術後は、膝の部分が厚く重ねたガーゼとぐるぐる巻きの包帯で、丸太のように太くなります。診察の時や毎日の包帯交換の時に、太いズボンでも裾が膝の上まで上がりません。ファスナーが付いていて裾が開くように改造したズボンは、簡単に足がむき出しに出来て便利でした。これは女房が改造してくれたもので、パジャマのズボンの内側又は外側の縫ってある部分をほどき、ファスナーをミシンで縫って作りました。

足の部分を開いたズボン 裾を少し開いた写真 裾のファスナー
足の部分を開いたズボン 裾を少し開いた状態 裾のファスナー


10月11日(木) (手術後3日目)

手術後ずーっと同じ姿勢をして寝ていたので背中が痛くなりました。

出血血液のドレイン用のチューブを抜き、右腕の点滴用の置き針も外しました。
更に脊髄の痛み止め用の点滴の針を外したので、ベッドから降りて歩けるようになりました。歩けるといっても左足は自分の足の感覚はなく、伝い歩きまたは歩行器に頼っての歩行が精一杯でした。

動けるようになったので、早速午後から機械で膝の曲げ伸ばし運動を始めました。

機械の設定:伸ばし0度〜曲げ70度
約1時間連続の曲げ伸ばしで、スピードは1分間に1回くらいのゆっくりした動きです。
最終目標は伸ばし0度曲げ135度で、1週間以内にクリヤーしないと筋肉が固まって、曲げ伸ばしが思うような角度まで動かなくなるとのことです。

注意:膝の曲げ角度とは、下の図のように延ばした時を0度として、何度まで曲がるかを基準にしています。 従って曲げ135度とは腿を基準に考えると45度になります。
この位まで曲がらないと階段の上り下りが難しくなりますし、靴下を自分で履くことが出来ず当然足の爪は切れません。

夜出血がひどかったので包帯を交換しました。

膝の曲げ伸ばしを助ける機械 膝の曲げ伸ばしを助ける機械
膝の曲げ伸ばしを助ける機械

膝の曲げ伸ばし説明図
膝の曲げ伸ばし角度の説明図


10月12日(金)
 (手術後4日目)

朝包帯に血が染み出していたので包帯交換をしました。
内部でまだ出血しているようです。

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜80度 午後 0度〜85度



10月13日(土) (手術後5日目)

検査採血2本 ヘモグロビン量 炎症反応検査
ヘモグロビン量も炎症反応もほぼ正常値です。

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜90度 午後 0度〜95度



10月15日(月) (手術後7日目)

検査採血 炎症反応検査

朝起きて膝の内部にピリピリ痛みを感じたので医者に話したら、手術の後は暫く軽い痛みが走ることがあるとのことでした。出血は完全に止まったようです。

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜110度 午後 0度〜115度
1日10度ずつ曲げ角度を増やしていけば、目標通り135度までクリヤーできそうです。

ハビリ室にて理学療法士の指導で本格的なリハビリを開始しました。
仰向けでの足上げの運動で、手術した左足は一度も上がらず多分筋肉が硬直しているのでしょう。

手術後1週間経ったので抗生物質の点滴は今日で終わりです。



10月16日(火) (手術後8日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜115度 午後 0度〜125度

リハビリの足上げ運動で、左足は10回上がりましたがそれ以上は無理でした。
最後に歩行の訓練を受ましたが、いつの間にか歩き方を忘れてしまったようです。

左膝のレントゲン撮影、異常なし(手術後退院まで毎週火曜日に撮影)

今日から抗生物質の点滴に変わって錠剤を1日3回服用することになりました。



10月17日(水) (手術後9日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜125度 午後 0度〜130度

リハビリの足上げ運動で、左足が何とか30回上がるようになりました。
そして僅かな距離ですが、歩行器なしで自立歩行が出来るようになったのは感激です。赤ちゃんが1歩2歩踏み出したときに、不安ながらも喜びの笑みを浮かべますが、事によると私も同じ様な顔をしたかも知れません。



10月18日(木) (手術後10日目)

検査採血 炎症反応は手術前の状態にほぼ戻ったとのことです。

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜130度 午後 0度〜135度
予定通り何とか135度曲がるようになりました。辛いかも知れませんが、目標を決めて毎日曲げ伸ばしする事が大事だと思います。

リハビリの足上げ運動で、左足が割合楽に30回上がるようになりました。
一日ごとに筋力が付いているようです。



10月19日(金) (手術後11日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜130度 午後 0度〜135度

リハビリの足上げ運動で、左足に0.5sの錘を付け、右足に1.5sの錘を付けて30回上げられるようになりました。初めて階段の昇降を行い、上りは両足交互に出せましたが、下りは左足から一段一段揃えての歩行しか出来ませんでした。無理をしないで安全に降りる方が良いとのことです。



10月22日(月) (手術後14日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜135度 午後 0度〜135度
楽に135度曲がるようになってホッとしました。

リハビリの足上げ運動で、左足の錘1s 右足の錘2sで30回上がるようになり、自分でもビックリするくらい筋力が付いてきたようです。1日1日進歩があるので凄く楽しみです。



10月24日(水) (手術後16日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜135度 午後 0度〜135度

病棟内廊下の3周連続歩行に挑戦して、1日に2回廻れました。
歩けることの喜びが、この様に大きいとは今まで考えても見ませんでした。
同じ病棟の患者さんの羨望の的でもあり、看護婦さんからは人工関節置換手術をした患者さんには見えない、等と云われて益々悦に入っていました。
自分では気が付きませんでしたが、多分この時には既に膝や腰を伸ばして歩いていたのでしょう。



10月25日(木) (手術後17日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜135度 午後 0度〜135度
実測の曲げ角度は、左10度〜115度 右5度〜135度でした。
機械の設定は135度にしてあっても、足と機械の固定に遊びがあるので、135度までは曲がっていないのでしょう。

リハビリの足上げの運動で、左の錘1.5s 右の錘2.0sに挑戦しました。

病棟内廊下の4周連続歩行を1日に2回出来ました。



10月29日(月) (手術後21日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜135度 午後 0度〜135度

リハビリにて階段の下りで、おぼつかないが足が交互に出せるようになりました。

今日は抜糸です。
痛いだろうと少し恐怖心が有りましたが、全然痛みが無く拍子抜けしたような感じでした。止めてあった金具を外すのは、簡単な道具で摘んで金具を反らし、引っ張るだけでアッという間に取れてしまいました。(全部で25本位)

抜糸後足の曲げ伸ばしをした結果、一部から液がシミ出したので、抗生物質の軟膏をつけて手当てをした。



11月1日(木) (手術後24日目)

膝の曲げ伸ばし
設定:午前 0度〜135度 午後 0度〜135度
充分に曲がるようになったので、機械による膝の曲げ伸ばしは今日で終了です。

傷からのシミ出しは少ないようですが、細菌感染を懸念して念のため点滴にて抗生物質を朝晩2回投与する事になりました。



11月4日(日) (手術後27日目)

シミ出しは止まったようだし赤みも腫れも少なくなったように見えますが、炎症が起こっている間は余り動き過ぎないほうが良いとのことでした。

順調に歩行が出きるようになり、退院の希望を持ってリハビリに励み、ウキウキした入院生活から一転して地獄へ突き落とされました。
人工関節置換手術での感染症の怖さを、まざまざと知らされた日でした。

抗生物質の点滴4日目



11月5日(月) (手術後28日目)

検査採血 検査結果炎症反応のCRPが2.7に上がっていました。(手術前と同じくらい)

シミ出しは完全に止まり赤みも少なくなっていますが、念のために膝に溜まっている液を抜いて細菌検査に回すことになりました。まだ油断は出来ないとのことで、リハビリは明日から一時中止になりました。

抗生物質点滴5日目



11月7日(水) (手術後30日目)

検査採血 2本  CRPは2.1に下がっていました。

11月5日に抜き取った液からは細菌が検出されなかったので現在増殖培養中との事でした。

今夜から点滴の抗生物質の種類を変更。
抗生物質点滴7日目



11月10日(土) (手術後33日目)

腫れは無く赤みも少なくなり、手術跡が完全に
付いているので、包帯は必要ないとのことでし
たが、感覚的に不安があるのでガーゼを当て
てネットで保護してもらいました。

抗生物質点滴10日目

手術跡
手術の傷跡


11月12日(月) (手術後35日目)

検査採血2本 CRPが3.4に上がって、今までより高くなっているのが気になるとのことです。今週中は抗生物質の点滴で様子を見て、その後の変化で来週再手術をするか結論を出すことになりました。

洗浄のための再手術をすると、手術後2〜3週間2本のチューブを挿入したまま抗生物質の点滴で洗浄するために、寝たきりの状態になり、膝も曲がらないように固定するとのことです。 考えただけで「止めてくれ!」と叫びたい気持ちになりました。

抗生物質点滴12日目



11月16日(金) (手術から39日目)

検査採血3本 CRPは2に下がったとのことです。

抗生物質点滴16日目
この点滴を最終にして明日から2日間でどの様な炎症が現れるか、 19日朝の採血と膝の色や腫れ・体温の変化で再手術をするか判断することになりました。



11月19日(月) (手術後42日目)

検査採血3本
膝の腫れ具合や色は抗生物質の点滴を止めても特に変わっていません。
洗浄の再手術は延期して、抗生物質の効果が完全になくなる1週間後に膝から液を採取して、細菌検査をする事になりました。



11月26日(月) (手術後49日目)

検査採血2本 CRP4.3と高くなっていますが、白血球数は正常なのでリウマチのほうの炎症だと思われます。抗生物質の点滴を止めて10日経ちましたが、腫れの状態・色共に変化が無いので、細菌検査のために膝から液を採取しました。

検査の結果細菌は検出されなかったので、11月29日(木)午前中に退院が決定しました。



11月29日(木) (手術後52日目)

今日も手術跡は異常なく、待ちに待った退院です。

今日現在細菌培養の結果はマイナスとのことですが、その後の細菌培養検査の結果と手術部分の診察のために、12月6日(木)に外来の受診を予約して退院しました。

入院後73日目にして、やっと外の空気が吸える様になったのです。



12月6日(木)

外来の診察を受けましたが、細菌培養検査の結果はマイナスとのこと、現在のところ細菌の心配はなくなり、膝の色も益々薄くなって担当の医者もホッとした顔をされていました。
レントゲン撮影、血液検査の結果も正常で、これで本当に退院出来たのだと、しみじみ感じたこの時の気持ちは一生忘れないでしょう。



退院の時に云われた退院後の生活の注意点

(1)絶対に転ばないこと
   その為には歩くときに杖を使用して、自分だけでなく周囲の人にも注意を促した
   方がよいでしょう。転ぶと普通の人と違い、人工関節と骨の間にガタが出来て再
   手術の必要が起こるからです。

(2)感染症に注意
   傷をしたら化膿しないように消毒をして対処しなければいけません。
   小さな傷からでも細菌が入り、血管を伝わって人工関節に付着する場合がある
   からです。自分の関節の場合は細菌を排除する力を持っていますが、人工関節
   の場合は排除できないからです。
   風邪なども注意を要するとのことです。

(3)病院で習ったリハビリは続ける事
   リウマチの患者は、普通の人と比べると筋肉が非常に衰えていますので、退院
   後も規則正しい生活をし、リハビリを続けることによって少しでも強い筋力を付け
   た方が歩行も楽になり、転倒などの事故も少なくなるからです。



最後に

人工関節置換手術を受けるか否か迷いますが、現時点では私の場合は受けて良かったと思っています。この先何が起こるか分かりませんが、今は痛みが無く楽に歩行が出きるようになって、歩く喜びを味わっているからです。先日などは歩いたり写真を撮ったり花を眺めたりと、1時間くらい立ちっぱなしだったと思います。苦痛もなく、手術前には考えられない楽しさを味わいました。

現在生活していて一つだけ問題があります。それは、畳などに腰を下ろしたときに簡単に立ち上がれないことです。徐々に方法を会得するでしょうが、現在はまだまだです。私の日常生活は椅子とベッドの生活ですので特に支障はありませんが、この先何処かへ出かけた時に困ることがあるかも知れません。
当然ですが正座は出来ません。そして使える年数は、使い方にも依りますが20年位とのことです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
私の体験が少しでも皆様の治療に役立ち、幸せな日々を送られる事をお祈りします。
何か不明なことがありましたら、私の分かる範囲でお答えします。

ttni@olive.plala.or.jp 前ページへ戻る