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百武彗星

百武彗星
タイトル 百武彗星
撮影者 市田 賢治
撮影日時 1996.03.24 AM02:30 
撮影場所 マリンピア沖洲
カメラ リコーXR8スーパー  リケノン55mm F1.4 → F2
フィルム フジカラー スーパーG400
露出時間 1分 追尾撮影
作者一言 曇りの日が多く、2〜3日おきに晴れるといった感じで、撮影できたのはこの日だけでした。

解 説:百武彗星【COMET C/1996B2(HYAKUTAKE)】

 1996年の3月から5月頃にかけて日本中の天文ファンのみならずニュースや一般誌でも大騒ぎされた日本人の第一発見者による巨大彗星です。文字通り彗星のように現れ、去っていきました。このころは曇りが多く気象衛星ひまわりやアメダスの情報をもとに天文ファンが晴れ間を求めて日本全国を駆け巡っていました。

 彗星の最大時はコマの大きさが約1度、尾の長さは100度を越え、明るさは1〜0等級という日本人による第一発見としては「池谷・関彗星」以来実に31年ぶりという大発見でした。