世界の壁画彫刻の旅 1

              世界の壁画・彫刻

 世界の遺跡には、
素晴らしい壁画や彫刻があります、それらを少しずつ紹介していきたいと思います。


     ロロ・ジョングラン寺院
ボロブドゥール寺院
宗教遺跡にもどる コパン遺跡


                            トルコ・ギョレメ屋外博物館


 4世紀の初めから、ビザンティン(東ローマ)帝国のキリスト教徒がカッパドキアに移り住み込んでいましたが、11世紀後半、トルコ人のルーム・セルジューク朝のイスラム化が始まると、キリスト教徒の多くはギョレメ渓谷に逃れ住み信仰を守りました。
                                                                  撮影は1976年4月

博物館全景  生活の場 石のテーブルと長イス

  【聖バルバラ教会】

   初期キリスト教時代の壁画
  壁の抽象模様は、十字と同様それぞれ聖なる意味を持つ、キリストや聖母マリアの像を描くことをタブーとした時代のもの。
  キリストの像などは後代に描かれました。

聖母マリア 祝福を与えるキリスト像

  【ユランル・キリセ教会】(蛇の教会)

 ドラゴン退治の壁画(このモチーフの話は世界中にあります、日本の八岐大蛇の話も同類のもの)。白馬にまたがるのは聖ゲオルギウス(聖ジョージ)、右側が聖テオドロス。左端は聖パウロの弟子聖オネシモ。  右側の十字を握っている人物は、キリスト教を公認したコンスタンティヌスとその母ヘレナ。

  【カランルク・キリセ教会】(ダーク教会)

カランルク・キリセ教会全景 正面左側 正面、外観前面が崩壊している

キリスト降誕の全景 飼葉桶のキリストと産湯につかるキリスト キリストと聖人を主題にしたフレスコ画