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ハルシオン・デイズ 久々に鴻上さんの新作で、非常に「痛い」思いをしてきた。最近の新作の中では1番好きかも。登場人物 皆さんうるさいです、という体調激悪状態がまだ続いてたので思ってしまったけど。でも、それでも良かった。皆結構 良かったし。大高さんはもうそこにいるだけで好きなんだが。 「泣いた赤鬼」の話ってちゃんと知らなかったんだなぁってこの芝居を見ていて思った。そして、何と切なく悲しい
話なんだろうと。「何が1番大切なのか?」って考えちゃうお話だったのね・・・。それとも、たまたま私の精神状況が
そう受け止めただけなんだろうか? 辺見えみりが演じた"晴子"の設定がどうにもこうにも痛かった。彼女が抱えた傷。彼女が捨ててしまいたかったもの。 彼女が本当は失いたくなかったもの。捨ててしまおうとして本当に消えてしまった後に彼女を襲う孤独・悲しみ・切なさ。 その時の私には、彼女の悲しみが痛くて痛くて思わず泣くかと思った。その時私が「捨てたかったもの」、だけどそう思った まま本当に"それ"を捨ててしまった時、私は一生自分を許せないだろうと思う気持ち。誰かに言ってしまいたくて、 だけどそれを口にしたら私はやはり自分を許せなくなる、そんな私の中の見つめたくない闇とまざまざと向かい合って しまった。"晴子"は助けたくて、でも本当は助けられたくて。じゃぁ、私は・・・。 「助けてあげたい」「力になってあげたい」 そう思っていた青鬼は、本当は1番自分の心にある寂しさに気づいて 手を差し伸べてほしかったんじゃないかなぁと思ってしまった。あそこに集まった3人+αは、皆「赤鬼」であり、「青鬼」でも あるんだろうな。 痛いけど、良い芝居でした。地球照、見てみたいな。 (4/7 19:00 紀伊国屋劇場) |