Wee Thomas


「グロい」と散々聞いてたので「どの程度のもんか?」と思っていたけど、「描写が リアル」だったなぁと思った。5列目で見たけど、5列目からだと死体のリアルさが 中途半端。リアルなんだかリアリティに欠けるのかよくわからなくて、血とかのでろっと した感じとかも「ふーん」って感じ。
「死体解剖」ってのはすげぇなぁと思ったけど、さすがに腸がずるずる引き出されたのは 「うえぇぇえ」と思ってしまった。切断した首の歯をつぶすシーンとかね。ただ、切断 した手首で握手したのは笑ってしまった。いや、笑っていいのか自分。
血の飛び散り方がすごいなぁどうやってるんだろう?って思ったのですよ。特に思った のが、猫(サー・ロジャー)が吹っ飛ぶところと六角さん演じたテロリストが頭打ちぬかれた シーン。猫は箱の中にいたから血糊撃ったのかもしれないけど、六角さんはなぁ。あれは 驚いた。・・・っていうか、とにかく銃の音は驚いてばかりだったよ!最後のパドレイクが 「ああ、撃たれる絶対に撃たれる死ぬこいつは数秒後に確実に死ぬ」とわかっていても 撃たれた途端にビクッ!と驚いてしまったし。あの音には絶対慣れないな。

役者さんは皆さん結構良かったんじゃ?ただ、保村さんの使い方が気に入らない!最初の あれだけ?後はずっと楽屋!?ひどいー。もっと見たかった。でも、あの逆さづりの状態で 起き上がれるというか腹筋できるのはあの中では保村さんだけだよね。あの状態での あの演技はお見事でした。久々に保村さん見れて幸せ。もっと見たかったってばさ!!
基本的に演技はいいんだけど、ジョークは何かアメリカンジョークで笑えないものと 同様のものを感じたように思います。三宅さんとかの独特のギャグで笑ってたくらいで。 ギャグどうこうもそうだし、あとはキスしまくりの芝居だったね。
それと、中山さん、長髪似合わない。非常に似合わない。

オチは良かった。笑えた。それにしても猫かわいい。サー・ロジャーがお腹に靴墨を ゴシゴシ塗られてる時、身もだえしそうにかわいかった。しかしあのオチから考えると 本当に間抜けな話だよなぁ。間抜けで悲惨な話っていうか。

あと思ったのは、役者さんは抵抗なかったのかしら。人形とはいえ死体解体とか、偽物と わかっていても頭割られた猫の死骸抱くとか。すごい気になったのは毎日公演あって、あんだけ 衣装血だらけになって何着衣装があるのだろう?それともすぐ消える血糊?とか、中山さんの 髪の毛毎公演切られるわけだからかつらはいくつ?それとも切られる用のかつら?とか。

まぁ、この芝居がダメっていう人が多いのはわからんでもないですよ。最初のシーンから 猫(Wee Thomas)の頭が割られてて血がでろー、だもんね。血に抵抗あったらそりゃダメ だろうなぁ。

(8/9 19:00 PARCO劇場)

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