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天保十二年のシェイクスピア
元ネタ検証 || 記者会見文字起こし
すさまじく豪華な芝居でしたね。何が豪華って制作陣もキャスティングもです。豪華すぎて
期待しすぎてつぶれるかと思ったらそんなことありませんでした。良かった。実際5回も見て
しまいました(見すぎって言わないで)ので感想がだいぶ変わってるんですが、最終的な感想
ということで勘弁してください。見すぎなのはわかってますー。ひー。 ちなみにキャラメル
所属の上川さんが出てるので、たら茶屋的には「other」ではなく「caramel」に入れるべき
だと思うんですけど、何となく「other」に入れたかったのでこっちに入れます。
上川隆也ファンである私としては初日の彼には不満たらたらです。緊張してたのか硬かったのか
慣れてなかったのかその辺は全然わからんけど、「もっとできるだろ!!」って怒りにも近いものが
正直ありました。ええ。諦めとも言うかもしれんが。いのうえひでのり演出には上川さんは
あわないのかなーとか良くも悪くもキャラメルの役者なのかなーとか上川さんには映像の方が
あってるのかもしれんなーとか悲観的に色々考えてましたけど・・・。東京楽まで見た私の
最終的な感想としては、「恐ろしくスロースターターな男、上川隆也」ってことですか。
キャラメルは慣れてるからスロースターターに思えないだけなのね。東京楽であんだけ変わって
るんだから大阪公演なんてどうなってたんだか・・・。でもスロースターターでもさー。プロ
なんだからさー。初日から少なくともあの楽までとは言わなくてもその2/3くらいのところまでは
持ってきてくれよー。初日しか見れない人かわいそうじゃん。と、これは上川さんだけでは
なく芝居全体(というか演出?)に特に言えることですが。演出変えすぎだろ、あれ。
まぁそんなわけで私が応援する役者さんは極端にスロースターターであることを認識したわけで
最後見た日なんざ三世次の迫力に押されてラスト吊るされて「天馬だ!」と叫ぶシーンなんて
口をぽかーんとさせてあんぐりと見てしまってたんですけどね。やっぱり舞台の上にいる上川さんは
いいね。ほのぼの。 どーでもいことですが、ラスト毎回思ってたのですが迫力あるシーンの
後のカーテンコール、ずらり並んだ役者さんの中から上川さんと沢口さんが出てきますよね。その時
毎回思ってたんですけど・・・。ほら、三世次からコブがなくなってるじゃん。だからね。
毎回ね。思っちゃったの。「うわっ!なで肩!!薄っぺら!!」(←お前
本当にファンなのか) 三世次にコブは必需品です。ほらほら、コブ持ってきて!早く!!
役者さんについて1人1人語るとわけわかんないことになりそうですがどうせだからファントムの時
みたいにやっちゃえ。
役者さんについての一言感想 上川隆也さん...スロースターターすぎますが、苦悩
する演技はやっぱり好きなんで最後の三世次の苦悩は迫力ありました。もっと舞台出てね。
沢口靖子さん...美しかったけど、何度見ても最後おさちの「えーい(首を斬る)」「そー
れ(倒れる)」って演技はどーにかならんのかって感じでした。あと殺陣。刀は振り回さないで斬って
ください。バカップルのシーンのみ文句ありません。 古田新太さん...かつらの形が納得
いきませんでしたがやっぱり上手だねー。マクベスの有名シーンもそうだしオセローのラストも
かっこよかった!お里とのシーンは天保の芝居の中で好きなシーンNO.1です。かっこよくて切ない。
対照的に国定忠治は遊んでましたねー。初日ヒゲ取れて笑い死ぬかと思いました。 池田成志さん...やっぱりあなたは最高。初日九郎治が雪の中現れた時、かっこよすぎて鳥肌立ちました。
「だんにゃぁ」も好きすぎてたまりません。惚れ惚れ。 阿部サダヲさん...考えてみたら
初生サダヲ。(←ごめん、嘘ついた。初生サダヲじゃなかった。人間風車で
サダヲさん生で見てました。あははん) 上手だね!王次最高。オンステージも良かったけど、「尼寺へ行け!」の有名セリフとか
とにかくこの人声がいいね。「それだけが問題だ」って叫ぶシーンの声最高に好きだし。バカップルも
良かったし、最後槍刺さりすぎ。いい、サダヲ最高!! 橋本じゅんさん・・・お化けのシーン
のじゅんさん最高。遊びすぎ。それがまた良かった。紋太一家の時は印象ほとんどなかったんだけど。
お文突き飛ばして「ごめんね!」って言うのは笑いました。 西牟田恵さん...西牟田さん
好きじゃー!出演するって知ってから楽しみで仕方なかったけど、やっぱり最高!お里最高でした。
老婆も可愛かったけどね。幕兵衛との最後のシーンは・・・。かっこよかったなぁ・・・。今回私に
とって出演者の中でNO.1かも。マジ。村木よし子さん...キレイな人なのによく顔動かす
よなぁ(苦笑)。リア王のシーンで美辞麗句を並べたてるお里を見てる時の顔がすごかったですね。
それにしても歌が上手。お里との歌のシーンでは惚れ惚れして毎回聞いてました。あのシーン、
すごくかっこいー。 高橋礼恵さん...初見。お冬と女郎の差がすごいあってびっくり。
キレたお冬のシーン上手だったね。 粟根まことさん...もったいない使われ方してた
気がする。残念、もっと見たかったよー。でも個人的に笹川の親分だったっけ?あの時のヴィジュアル
がかっこよくて好きです。 山本亨さん...もったいない使われ方してたと思う人
その2。この人の殺陣がとにかく見たかったなぁ。で、茂平太のネーミングの由来って何!?出番は
少なかったけどちゃんと印象に残ってるんだからやっぱり上手なんだろうなー。 武藤陶子さん...女郎たちの中ではやっぱり印象残ってるなぁ。女郎の時は「五百文なぁーりぃー」のセリフが
すごい印象強い。でもそれよりも飯炊き老婆の時、お冬の最後を語るシーンがすごかったと思う。
小林勝也さん...初見だけど実は好きなのだ。「贋作・罪と罰」での溜水が好きでした。
声が好きなんだな。リア王はすごい好きでリア王がつらく当たられるシーンはいつ見てもつらいので、
今回も鰤の十兵衛が冷たくあしらわれるシーンは見ていてつらかったのでした。
熊谷真実さん...すごいかわいいー!声とかすごい変幻自在なのね。あんなに上手な人
だとは・・・(汗)。とにかく上手でした。老婆かわいかった。
森塚敏さん...すごい大御所なのね!無知だなぁ、私。何か芝居の中での「おとっつぁん」とか
そういう呼ばれ方がぴったり来るという感じの方でしたね。
役者さんについてはこんな感じ。上であげてない他の人はどーでもいいってことです。女郎に1人
とにかく顔がむかつく人いました。パンフ見て名前も確認しましたが中傷にあたるので名前は伏せて
おきます。あと、たまに「お前は誰だよ!?」と思う人もいました。特に「丁か半か!」って歌の
シーンでのマイク持った男性2人。1人は上川さんの付き人だと判明しましたが。
歌でいえばTAKIさん!もっと歌ってくれぇ・・・。女郎は歌わんでいいからもっとTAKIに歌わせて
ほしかったです。歌詞も笑えました。「かるーせるまき ごとうまき」とか。CDでは
わかっても舞台では最後までわからなかった。(ちょうどその頃三世次が出てくるからそっちを
見てしまうんだろうな) あと、「いまが工事の山場」はどうしても毎回「今田耕治のババァ」に
しか聞こえませんでした。無理。CD聞いても無理。あれは絶対今田耕治って歌ってる。(←違う)
そのほか結構印象残ってるとことかあったりするんだけど、その辺書いていくとキリが無いので
遠慮します。(めんどくさいわけじゃないよ!)DVD出ないかなー。色々思い出してまた見たいです。
三世次の毒にやられ続けるかと思ったら、東京楽の翌日から出張だったので芝居終演とともに
出張モードに切り替わってしまって毒どころか余韻に浸る暇もありませんでした。残念。だから
DVD見て余韻に今度こそ浸りたいです。「天馬だ!」のラストの叫びがまた聞きたいじょ。
(おもしろかった芝居でしたが、長すぎる気はやっぱりするなぁ。ちょっと
見ていて疲れました)
(3/5 18:30 赤坂ACTシアター)(3/9 13:30 赤坂ACTシアター)
(3/13 18:30 赤坂ACTシアター)(3/16 18:30 赤坂ACTシアター) (3/24 13:30 赤坂ACTシアター)
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