七人ぐらいの兵士/日本テレコムPresents さんまさん、笑わせてくれるよー。ひたすら笑いまくりました。正直途中中だるみがあったりしたところもあったんだけどね。でも、十分楽しめた2時間半でした。客席もロビーも花束も全てが豪華でしたけど(汗)。すごいな、さすがです。 話の方は第2次世界大戦中の日本。ある部隊を描いたお話なんだけどねー。もう、生瀬さん、すごすぎ!役者としてもすごかったけど、作家としてすごい!!恐るべし!明日は我が身、いつ死ぬかわからない状況下を設定にしてあれだけ笑える話を持ってきたあたりがすごい。泣き笑いの部分も確かにあって、でも、なんていうのかしら。不謹慎な笑いって言うの?本当はこれで笑っちゃいけないのに・・・っていうのはあったような、なかったような。基本的に笑うところは、スカッと笑わせてくれたような気がする。そういった笑いの連続で、その積み重ねが最後に涙に変わったんだと思うけど・・・。あー、泣けた。 鬼軍曹の中村さん(浜田軍曹)が戦争がはじまってから1度だけ笑ったことがあるっていう話。泣けました。なぜ笑ったかの話をするのに、笑うどころか涙がこぼれました。内地にいる奥さんに毎日書いた手紙。ただ、天気だけの手紙。そして1度もこなかった返事。年老いた自分の両親の世話で疲れているだろうから、返事がなくて当然と思っていた浜田軍曹。そして初めて内地から届いた手紙は、母親からの手紙。妻が亡くなったと知らせる・・・。過労で死んだとのこと。そして、その母親からの手紙と一緒に、山のような妻からの手紙が。ただ、内地の天気が書かれているだけの手紙。無学無教養の妻はそれを書いたはいいけど恥ずかしくてとうとう最後まで出せなかった・・・、それを思ってなんて自分にぴったりの妻なんだと思って笑った、と。そう告げる軍曹。笑えるかっつーの。泣いたよ。そう言ったあとに、突撃し、死んだ軍曹。泣いたー。さんまさんの直後ぽそっと言ったセリフ(←忘れちゃった)もじーんと来た。(←忘れたくせに) みーんな次々に死んでいくんだよね。ボケて、さんまさんたちがツッコミを入れながら死んでいくという。笑った後、すぐ泣きそうになるという連続でした。最後、それでも逃げようとするさんまさんに(チャイナ服大活躍)「お前、そんな死にたくないんか!」と責める生瀬さん。それに対しての、さんまさんの「死にたくないわけじゃない!生きたいんじゃ!俺は生きたいだけなんじゃ!」という叫び。KOされましたね。そうだろうなー。死にたくないわけじゃなくて、ただ生きたかったんだと思うとね。そういう人が何人いたんだろうと思うとね。 「大日本帝国、万歳!」ならぬ、「大日本帝国、漫才!」という最後の恵さんの言葉。泣き笑いしながら暗転するのを見守りました。笑って泣いて、笑って泣いて、それでも笑って。そんな良質なお芝居を本当に見たって感じ。作家生瀬さんに大感謝。すごい良いものを作ってくれました!それにしても、スケジュール的に難しいのかもしれんが、公演数が少ないのが残念。ついでに、業界人で押さえられてしまったであろう、チケットGETの難しさが残念。もっとたくさんの人に見てほしいと思ってしまった。 カーテンコール、赤いチャイナ服で出てきたさんまさんは、さすがエンターテイナー。芝居の中に散々出てきたチャイナ服。1度も着なかったけど、さすが無駄にはしないんですね。笑った、笑った。 ちょっと補足。私が最も笑って今も強烈に印象強く残っているギャグ。それは生瀬さん。漫才の慰問団が来た時、師匠が自分を選ぶと思ったら案の定さんまさんがちゃっかり出てきたじゃないですか。あの時、生瀬さんがさわやかーに笑いながら手を振って、「水嶋くーん、殺すよー」って言うのが非常に好きでした。ツボでした。最高。未だに思い出すだけで笑える。 |