竜馬の妻とその夫と愛人/東京ヴォードビルショー 初三谷作品観劇。なのでこれがいつもの三谷作品ぽいのかどうかすらわからんです、私。(「天国から北へ3キロ」のみVideoで見たことあるけど) 「阿修羅城の瞳」で阿部晴明をやった平田満さんですが、今回は何とも情けない役でした。話は、明治時代京都のボンボンと再婚した坂本竜馬の妻、おりょう。その2人の家に竜馬の部下(とでもいうのか?)の佐藤B作が訪ねることから始まります。けれどそこには旦那の平田さんしかいなくて、しかもすっげぇ貧乏暮らし。おりょうはおりょうで毎晩飲み歩くわ不倫はしてるわで、すさみきっているという感じです。で、竜馬の没後記念式典かなんかにおりょうに出てほしいと頼みに来るんだけど。 それにしてもあめくさんカッコ良かったなぁ・・・。「私は坂本竜馬の妻よ!」と啖呵を切る所なんてしびれましたわ。いつだって坂本竜馬だけに惚れていて、それゆえボロボロになっているおりょう。そしてそんなおりょうを「僕は君を愛している」と言う平田さん。その告白がまぁ某ドラマの武田鉄也にそっくりだとそれはそれは評判ですが、確かにその通りだ。その時の平田さんのセリフの、「竜馬は僕より何でもすぐれているけど、僕はたった1つだけ竜馬に勝てるものがある。僕は生きている」ってな言葉はねぇ。あふー。卑怯だわん。泣けちゃったよ。まさか泣ける芝居だとは思わなかったよ・・・。 最後のオチは素晴らしかったです。かなり笑いました。 |