パーフェクト・デイズ/ホリプロ
(6月22日 19時 世田谷パブリックシアター A列18番にて観劇)


佐々木蔵之介さん目当てで行った芝居。商業演劇っつー奴なのかしら、こういうのが。よくわかんないの、こういうのあんま見ないので。だから基本的に期待ゼロ。蔵之介さんの2枚目っぷりが見れればいいっすよ、と、とても失礼なことを思いつづけておりました。すんません。翻訳劇はこれで何本目だ?ウーマンと、ロベルトとんーと。そこそこ最近見てますが、幸い今までハズレなしですね。つまり、これも面白かったってことっす。(嘘です、ごめんなさい。究極なハズレが過去にありました。)

村上里佳子、かっこよすぎ。演技の上手かどうかは私にゃ正直わからん。ひょっとしたら上手じゃないのかもしれないね。でも、キャリアウーマンとしてがんがん頑張っているバーブスという女性は彼女じゃなきゃできなかったでしょう。イメージそのものなんだもん。スタイル、すっごい良いっすねぇ。しみじみと。背の高い蔵之介さんとのバランスがすごい良かった。

他の男性の印象がまったくないのは何でなんだろう。それほど蔵之介さんしか見てなかったということか。まぁ、女性に贈る芝居って感じだったから、役者陣も女優さんの勝利でしたねー。ちなみに、ゲイのブレンダンは女優に入れてもいいだろう。(←え?)

中村メイコさんがママ(バーブスの)を演じられたんですがね・・・。それが。その。見ていて、とにかくたらちりの母親にしか見えなかったんすよ。容姿は全然違います。でも、しぐさとか、言うこととか。え?え?いや、バーブス、それはあなたの母じゃなくて私の母よ!とか思っておりました。でも、母は一緒でも娘はかなり違います。ごめんなさい、ママ。(←ママだって。ぷっ)

女として、子供がどうしてもほしい(旦那とかよりも)ってのも何だかわからないでもないです。でも、ゲイの友人に精子を提供してもらってまで子供を産もうとするバーブスはすごい。そんでもって何がすごいって、恋人が精子を頑張って提供しているのに妬いた恋人(=当然男)が自分の精子と交換するその感覚だ。わからん。それで妊娠するバーブスもすごいが。そして、それを喜ぶバーブスとブレンダン。んー。こういう家族愛もありなのかなぁ。生まれてくる子供の立場はかなり複雑っすよね。ええ。ハッピーエンドにしてもいいけど、冷静に思えば「何が?」って感じなんだけど・・・。まぁ、女性でも賛否両論だろうから、男性にはわからんだろうなぁー。

休憩入ること知らなかった私。びっくりしました。んが、長い。長すぎ。この芝居。でも、まぁ、そんな疲れなかったからいいっちゃいいんだけど。

何はともあれブレンダン。何がなくともブレンダン。ハイパーゲイ、ブレンダン。なぜに今まで蔵之介さんはこの役をやっていなかったのだろう。それほどのはまり役。主役、食っちゃったね。あの長身を生かして豹柄のロングコート着てグラサンかけてはまる男優ってのも少ないだろうなぁー。かっこよかった。すけすけのシャツとかねー。もうもうもうもう。鼻血ぶっ。

今まで2枚目ばっかりだった蔵之介さんの、久々に壊れた役を見ました。ピスタチオを連想したのは私だけじゃないだろうなぁ。でも、何よりも連想したのは「トランス」の参三。マジでやってほしー。松重さんの参三をそのまんま連想したもの。やってやって。でも、とある掲示板では藤井隆と書かれていた。爆笑した。確かに。

BACK