OVERSEAS


藤原紀香初主演だし、羽場さん出てるし、話題作っぽいから見ておこうかなーなんて 思ってチケGet。もちろん定価(¥8,500-)で。そーしーたーらーばー。 何で!?何で公演1ヶ月以上前からe+で「得チケ」が出てるの!?しかも半額以下で! ありえねぇ。というか認めたくない。さすがR.U.P.プロデュース。(←関係ない) うあああ、 私も半額以下でいいのにー。席なんて悪くてもいいのにー。がー・゚・(ノД`)・゚・。既に 見る前から後悔した珍しい芝居。

見終わった感想ですか。まぁ、20分ほど遅刻したので偉そうなことは本当は言えない んですけども。ええ。
金返せ。
何なんだ、何なんだあの芝居は。 半額でも高ぇー!あんな悲惨な芝居は久々に見ました。いや、初めてかも。「金返せ」なんて 思ったのいつ以来?思い出せない。
いや、羽場さん良かったの。最高だったよ。村岡さんは 最高でした。いやー素敵。河原さんはイメージ通りの役だったので非常に上手だったし。小川 さんはちょっと弱かったなぁ。青木さんは頑張ってた。良かった。 真中さんは頑張ってたかな。紀香さんは声小さい。頑張ってた けど。G列の私に声が聞こえないってすごいわ。マイクつけてたのに。村岡さんと2人で 話すシーンなんて、村岡さんの声が大きくて、村岡さんのマイク音量だけMAXですか?って 感じだったし。しかも着替えすぎ。ことあるごとにゴージャス紀香だったのが笑えました。 でもとてもキレイだったので眼福。
ていうか、ていうかですよ。河原さんが"演技派"に見えて驚きましたよ。下手だとは思わない けど、あの人はイメージに合わない役だとハズレだと思うのよ、個人的に。確かに今回は イメージ通りの役だったけど、それ以上にずば抜けて実力あるように思えてしまった。
じゃぁ、何が最悪って「脚本」&「演出」。もーTV業界の演出家さんはTVだけ演出してて くれー!「HAKANA」の時にも思ったけど・・・。あれは役者がかわいそうすぎる。あんな本で 何をどうしろと。

舞台はチリ。日本企業チリ支店社長の羽場さんとその奥さん紀香。羽場さんに雇われている 河原さん。日本から来た大学生真中さん。羽場家のメイド、青木さん。羽場さんの部下夫妻の 小川さんと村岡さん。国家情勢が不安な チリにおいて、チリにいることに誇りを感じている小川さんに真中さんが「のほほんとした日本人」「平和ボケした日本人」「アメリカの奴隷日本」と 批判され、村岡さんは日本に帰りたくてノイローゼ寸前で、 真中さんは実は阪神大震災の被災者で、羽場 さんが襲われて、それは軍事政権に協力してたからって実はテロリストグループの一員だった 河原さんの協力で性別を偽りメイドとして羽場家に潜入していた青木さんによる仕業で、羽場家がめちゃめちゃにあらされてて、前社長で 紀香の実の父親が実は賄賂なんかやってたりして紀香は全く知らず羽場さんも隠してて、 羽場さんも賄賂やってて、真実を知った紀香は何が正しくて何が間違っているのかわからなく なり、逮捕されて拷問されて仲間を裏切ってぼろぼろになった河原さんを必死に守りたくて、 逃げ出したメイド青木さんを探し出して「一緒に日本に帰ろう!」と説得するも逆に青木さんに 守られて「そうよ私たちはアミーゴよ!」と決意を新たにし、フリージャーナリストになった 真中さんは「9.11だけでなく、チリの悲劇も語られなければいけない」と語り、 数年後イースター島のモアイ像の前で紀香と真中さんが再会して、紀香がチリで子供を産んで 育てる決意を固めて、モアイを見上げて「モアイの気持ちが うんたらかんたら」と言って幕。

全然わからん。

1,000万歩譲って途中の話を納得したとしても、あのラストシーンは何なわけ!?そして なぜに紀香は号泣!?もー理解できーん。あの話の正しい解釈を私に教えてください。 「阪神大震災」も「9.11」も入れる必要があったのかどうなんですか。日本批判の話なのか、 平和な日本って素敵っていう話なのか、チリは危ないという話なのか、とりあえず紀香と 青木さんはアミーゴでFA?という話なのか、もう意味わからねぇ。
社会派な芝居と聞いてたけど、Messageが何も伝わらないとは素敵な芝居ですね。
(「伝わらないのはお前の理解力がないからだ」ということならば、むしろ それでOKだ。怒)

もう1つ驚いたのは、カーテンコールの拍手。普通は徐々にフェイドアウトしてバラバラに 拍手は消えていくと思うのですが、2度目のカーテンコールまで盛大になっていた拍手が、 役者が引っ込んだ瞬間に示し合わせたかのように「ぴた!」っと止まりました。そして、 一気に「さ、帰りますよ」という雰囲気になったこと・・・。何か・・・なぁ。

心底お金を返してほしい。

(8/24 14:00 Bunkamuraシアター・コクーン)

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