ALL AROUND MOTHER2000
「ジャンキー・スクエア」
/MOTHER
(5月26日19時 青山円形劇場Aブロック20番席にて観劇)


過去に「DEEP BLUE」という芝居の再演を見たことがある。その時は主要3人(升さん・宮吉さん・牧野エミさん)以外の人のセリフは聞こえないし、ギャグも中途半端で結構ひどい感想をアンケートに書いた。それ以来MOTHERを見ていなかった。多分、その記憶があって抵抗があったんだと思う。実際今回は「シャイバン」が見たかったようなもんで、「ジャンキー」はついでのようなもんだった。

それがさぁ。おもしろかったっす。大笑いして、もう涙出てきそうなほどに笑いました。「プロパガンダ」の大倉さんといい、最近「卑怯」な笑いにどうも弱い(笑)。ここでそれを言うのは汚い!!と思いながらマジで笑ってたなぁ、私。主要3人はやっぱりさすがで、あとゲストの粟根さんも素晴らしかった!!キャラメルボックスの「MIRAGE」を見た後の粟根さんだったから結構意外でした(笑)。っていうのも、髭のない新庄先生(「MIRAGE」での粟根さんの役名)だったんですよ。なのに、やっていることはかなり違う。最高に笑えた。あの人本当に上手ですね。そんなくっだらない笑いが劇場を支配している中、一瞬で劇場の空気をぴんとしたものに変えることができるんだもんっ。すごいなぁ。そして、そんな空気を落とすのも粟根さんのような気がするけど(笑)。

話としては、様々な「ジャンキー(中毒患者)」が集まる公園。そこに入りこんでしまった青年(宮吉さん)。彼がそこで「だじゃれジャンキー」や「クイズジャンキー」、「罠ジャンキー」に「不健康ジャンキー」などに会いながらも出口を探す中、「洗濯ジャンキー」の中で1ヶ月前に別れた恋人を見つけ出す。何とか出口を探していくけれど・・・ってな話です。それぞれのジャンキーがまた、あほっぽくて(笑)。「スポーツジャンキー」の「イソップ!」にはマジで笑いましたって。隣の友人(MOTHER初観劇)にはかなりツボだったみたいで、腹抱えて笑ってました。

だじゃれジャンキーの所で、粟根さんがだじゃれを言う直前に客席から「あ、わかった」の声が・・・(笑)。場内騒然でしたわ。そりゃ、そうだって。粟根さんは倒れこんで「いやいや」しているわ、升さんは笑って喋れなくなるわ、いやぁー楽しかった。出演者も結構やってて楽しいんではないかなぁ。そうでもないのかな?少なくとも升さんは、何度か喋れなくなってたぞ(笑)。宮吉さんも素で笑ってたシーンあったと思う。あと、TVを見るシーンで私は牧野ママ側のTVだったので・・・。粟根パパが何を見ていたのかかなり気になります。でも、個人的には「ニ・ヘイ!ニ・ヘイ!」の踊りつき応援をしたかったです(笑)。いいなぁ、あのブロックの人。

それにしても客席をいじる芝居だこと(笑)。すごいわ。

個人的に宮吉さんが好きなので、宮吉さん主役=出ずっぱり。むっちゃ幸せでした(*^^*)。しかも、私の列の右端に宮吉さんが座りこんで芝居を見るときがあって、その横顔の綺麗なこと・・・。かっこいいわぁ。しかも上手だしね。安定しているし、ギャグも最高。白い純白のウェディングドレスにカレーうどんは笑った(笑)。あの個性はいいっ!!

最後、脱出するために集まった場所で主人公もジャンキーだって話になり、何のジャンキーなのかどきどきしてしまった。「ESCAPEジャンキー」。なるほどねぇー・・・。上手っ。脱出のその瞬間のシーンはかなり好きです。でも、ラスト、またジャンキースクエアに戻ったのはどうもなぁー。んー。私としては、そのまま脱出してほしかったような。ちょっとねぇ。しかも恋人が後ろにたたずんでおりましたが、それは気づきにくい。できれば脱出成功で終わってほしかったっす。

ダンスがまたいくつかあって。「DEEP BLUE」の時も思いましたが、「なぜここで踊る?」って心境でした。でも、今回のダンスは好きです。好きならいいの、私。(←わがまま)そして、「DARKジャンキー」が踊るダンスはかっこよかった!踊りそのものはきっとそんなに難しくないのかもしれないけど、暗闇の中光る発行物体だけが動くのよね。ブレスレットとアンクレットというか・・・。ああいう演出好きです、私。

とりあえず、芝居の内容がいいとかそういうんじゃなくてただただ笑った。笑わせてもらった。それだけでかなり満足です。次はプラシーボ・デパートに行けるはず。(←はずって)また粟根さんだぁー。それと同時に、早く「シャイバン」が見たいぞぉーっ!!!

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