カメレオンズ・リップ


ケラらしい作品だったような気もする。3時間超えだったことも合わせて。「殺人」 「近親相姦」等々、ドロドロの狂気を描いているのに何か爽やかな印象があるのは何で だろう?これは多分、主演が堤真一と深津絵里だからかなぁ、と。

深津ちゃんはかわいかったのだが、個人的に驚きなのは冒頭の堤さんがそれ以上に かわいかったことだ。うあーダメ男ーって感じで、母性本能をくすぐるというのは ああいうことなんだろうか。それ以降はまぁ、堤さんの「朴訥フェロモン」全開では あったけど、冒頭のような見ている方が崩壊してしまうようなフェロモンはなかったわ。
深津ちゃんの早変わりに驚いた。最後のはわかったけど、特に1回目の鏡に深津ちゃんが 映った時にはどういうトリックかと本気で悩んだわ。2階席で見たから気づかなかった のかなぁ。1階席前方の席の人はやっぱりわかったんだろうか。

とりあえず適材適所なキャスティングが見ていて気持ちよかった。特に生瀬さんが 良かった。とても良かった。

あれは結局のところ、1番嘘をついていたのは堤さん?親を殺したのも堤さん?ん? わからない所は多々あったけれど、まぁあれで良かったのかなーっていう感じ。 あの姉弟の刹那的な幸せがとてもきれいだったし。あのキスシーンは長かったなぁ。 最後、多分生瀬さんは殺される・・・んだよね。刑事を殺してしまっている以上、そして 生き残って逃げた人間がいる以上、あの姉弟にはもうその先はないだろうし。まさに、 刹那的な恋ですな。

(2/21 19:00 Bunkamuraシアター・コクーン)

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