借りたら返す!/カクスコ
(12月12日 19:30 THEATER/TOPS I列6番)


最後の新作にして、ついにカクスコメンバーのスーツ姿見ました。すっげぇびっくり。とは言え喪服なんだけどね。そうだよね、彼らも礼服着るよねー、などと不思議なことで納得する私。
それにしても最後なんだよね、新作。そして最後の総集編を残して解散してしまうんですね。暗転の度に私は何だかこみあげるものがあって涙が出るかと思いましたが、芝居そのものとしては最後を感じさせることもなくいつもとおりの世界が当たり前のように広がってました。すっごいそれが嬉しかった。私が見た数年前の芝居と何も変わらないものが新作でもある・・・・。彼らならではの空気がもうもうもう。しかし、無くなるということが想像できないです、未だに。んー。

今回井之上さんがはじけまくってたように思えました。いや、いつも通りといえばそうなんですが何か+αがあったようなそんな気が。んー。

それにしてもラストですよ、ラスト!!ついにカクスコのあのメンバーから死者が出るとは!そしてそれがやっぱり岸さんだったとは(笑)!そうか、ついにあの6人の中の誰かを死なせることで「最後」を強く印象つけさせるのかー。それはいくら何でも悲しくないかい・・・?とか思っていたら、やっぱりそこはカクスコ。誰にもそう思わせることで落とすっつーわけですね。岸さん元気じゃん(笑)。そしてその最後の遺影につながる伏線もちゃんとあったよね、そういえば・・・。うわー、すっかりカクスコにやられたー。だーまーさーれーたー(笑)。むちゃくちゃ唖然としちゃったよ、「死ぬの・・・?」って。死にません。やっぱりカクスコはカクスコでしたね。ほっ。

特筆すべきことが特になかったりします。それは決してマイナスな意味からではなく、どこにでもありそうでどこにもなさそうな「日常」がいつも描かれているからです。彼らはあくまでも「日常」しか描かないんですよね。特別な事件が起こるわけでもなんでもなく。「日常」って特筆することないじゃないですか、普通でも。「んー、いつも通り」って一言で終わっちゃうような。そんな自然な雰囲気が常に舞台の上に存在しているのです。それは、今回が最後の新作だったからといって何も変わらなく。

笑って笑って笑って笑い疲れた頃ホッとさせられたお話でした。

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