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HAMLET そういやハムレットを舞台で見たのって初めてだ。ん?映画もないじゃん。あら、そうして 考えてみたら初ハムレットなんだ。あらびっくり。でも原作を何度も読んでるので、 全然初めてって気がしなかった。あ、嘘。染さまが演じたハムレットのVideo見てる。 あははー、忘れてた。 今回四方囲みの舞台で、私は後ろ側に作られた仮設席。実はここ、すげーおいしい席だった
と思うのだが。まず席に座るのに通常舞台裏と呼ばれる場所を通る。それだけで私は嬉しい
のに、カーテンコールの時とか、いわゆるステージから客席を眺めている気分になれるの。
だってコクーンの1階席バルコニー席2階席全部見渡せるんだよ。拍手する人たちの表情
とかさ。ああ、ステージから客席を見るってこういうことなんだー、とか、結構後ろまで
顔って見れるもんなんだなとか。新鮮な感じ。よく役者も後ろから登場したしね。
全然STORY関係ないところでおいしい思いを堪能してきました。 で、藤原ハムレット。お見事って感じだった。圧巻だった。と、私は思う。苦悩も怒りも
悲しみも(しかしオフィーリアの死にはそんな悲しんでるようには思えなかったけどね。・・・
まぁそう思う理由は1番最後参照。ハムレットのせいではないかもしれない) 良い
感じで表現できてたと思うし、何よりも絵になってた。ピンスポットあびて苦悩する姿が
良かったです。「尼寺へ行け!!」ってセリフも良かったしね。でもそこは染さまハムの
圧勝だとは思うが。(比べるな) 私としてはハムレットはべた褒めします。ですが、ハムレットが突出しすぎてて
チームバランスは悪かったと思う。染さま演じた時のハムレットが好きだった1つの理由が、
全体のまとまりもあったと思う。ついでにこれは数ある演出解釈の違いだと思うんだけど、
ガートルードなんだよねー。これが今回とても不満で。ハムレットがボローニアス殺す時も、
最後毒入りのワイン飲む時も、「母」に戻るという解釈が好きなのよ。息子に毒入りワインを
飲ませない為に自分が飲むという解釈が好きだったので、嬉しそうに飲んでさくっと死んだ
ガートルードにぴんと来なかったのよねー。 あと、まぁ気持ちもわかるのでこういうこと書くのは失礼なんだろうけど、2幕 オフィーリア葬儀の時、ハムレットはバルコニー席に手をかけて舞台を見つめるのよ。 で、ハムレット見るとね、バルコニー席の人が嫌でも目に入るのよ。照明当たってるし。 一応愛しい人の葬儀を見て呆然とするハムレットのシーンで、舞台ではレアティーズが 怒りや絶望でわめいてるシーンですよ。悲しいシーンですよ。満面の笑みでそわそわ しながらハムレット見つめてるの見えちゃった日にゃ。いや、気持ちはわかるんだけど、 超目の前だしね、わかるんだけど!自分だったら冷静だったかしら?と思うんだけど!! 舞台上で展開されてる悲劇のシーンよりも、バルコニー席のお花畑の方が気になって しまったたらちりさんでした。うらやましかった。(←結局それかよ) (12/6 19:00 Bunkamuraシアターコクーン) |