春を告げる祭りの中で/Good
Day @ factory たら茶屋お客様のかずさん&FARさん所属・出演のGoodayの芝居を見てきました。とりあえず小さな小屋にたちこめるスモークの香。きゃー、お芝居って感じー。好きでしたわ。一緒にいた友人が「前、前、前ー!」って言うので最前列のど真ん中で見てきました(笑)。うしゃしゃ。でも実は首が痛かった。ちょっと失敗・・・。 で、素直にプラスもマイナスも書かせていただきますです。失礼なことも書いてしまうかもしれんので、最初に謝ります。ごめんなさい・・・。 最初の前説はなんだったんだろう。あれで結構ひいてしまったんだけど。あれは演出?あの、何度も言い直したのは。この感じがそのまま芝居を表しているのだとしたらどうしよう・・・と正直思ったし、観劇reportを書くのもやめようとその時に既に思ったくらいだった。 とか思ってたけど、回想が進むにつれて自然と話に引き込まれてる自分に気づいた。とめ食堂のおばさんのセリフと表情の違いは最後まで気になったが(セリフ間違えてないかという心配そうな表情のままで、セリフ読み上げるので一生懸命すぎ。)、疲れたり退屈することもなくカーテンコールを迎えたような気がする。千恵子ちゃんの死のシーンでは泣けた。あぐー、千恵子ー。死ぬなー。いや、全員死んでほしくはなかったんだが。 女優の中で1番表情も良くて1番いいなぁーって思ったのが大石先生。思いっきりかんだのさえなければ最高だったと思う。荒木の手紙を読むシーンも好きだな。何よりも、荒木の手紙の最後の一文にやられたぜ。「行ってきます」で締めくくるとは・・・。ちゃんと先生、荒木のセリフに合わせて口を動かしている。それも良かった。何だか、胸がつまった。 村上のモノローグの中で最も1番印象強かったのが、「死は、生きるための前提だった」というセリフ。その言葉に込められた意味を悟るには私は何も知らないのかもしれないが、鳥肌がたった。 ラストの実は孫だったというエピソードは必要なのかしらん。特に必要とも思えなかったのだけど。あと、最後桜の花びら降ってきた?申し訳なさそうにぴらぴらと2回ほど降りてきたのが気になってしまった。どばーっと来るのかと思ったらこなかったし。あれは何だったのだろう。落ちちゃったのかしら。 全員が全員、あの時代に生きてきた人たちの何かをちゃんと表現できてたような気がする。演技力ってんじゃなくてね。あえて1つ例をあげるとすると中佐が先生に「あなたはこの地を離れなさい」ってセリフとか。そういう一言一言に時代をちゃんと表現できてたんじゃないかな。 あ、タイトルをどうこじつけるのかなーと思ってたら(←失礼ですね)上手でしたね!お見事!私はあのセリフは好きだー。「この戦争を終わらせなければ春は来ない」ってやつ。あれ、あれ、良い! この時代を軽い気持ちで表現しちゃいけないよね。どの時代もそうなのかもしれんけど、でも私は特にこの時代はそう思う。「聞け、わだつみの声」を読んでも特攻隊の人たちの叫びは本当に胸に響く。今の私よりも若いくせに、私には想像もできないほどの何かを抱えていたのだと。そんなことを思わせるセリフが随所にあったから、余計そう思うのかもしれない。 皆ちょっと肩に力が入ってるように思えてしょうがなかったんだけど、その時代の緊張感を逆に表現できてたような気もする。いろんな意味で心休まる時間のない毎日だったはずだから。でも、そんな力の入ってない演技で、もう1度いつかこの芝居を見てみたい気もする。というか、見たい。 良い物を見せていただきました。本当にありがとう。感動しました。 |