ブルールーム
t.p.t.


内野さんと秋山さんの2人芝居。男と女のSEXに至るまでとその後を様々なシチュエーションで 描いた作品。行為の時間が電光掲示板で表示されるのもおもしろかった。2人はいろんな役を 演じるんだけど、必ずつながってるんだよね。「男A」と「女A」の情事が描かれたと思ったら、 次は「男A」と「女B」みたいな感じで。もちろん次は「男B」と「女B」。その展開は面白かったし、 いろんな本音というかそういうのが出ていて見ていて結構楽しかった。
性描写は結構ストレートだったし、はっきり言えば内野さんのオールヌード見えるし(TVだとモザイク かかるな、あれ)ラブシーンだらけなんだけど全然やらしくもなかったし不快感もありませんでした。 っていうかそういう状況を描いた芝居でそういうシーンが全然なかったら逆に違和感だらけ。 そういったシーンが全部芝居の中に溶け込んでいたので普通に見ていたよ。まぁ最前列じゃ なかったしね(笑)。

シーンによっては結構胸にぐさっと突き刺さるセリフがあったりして、私としては見ていて 「痛い」と思うところもありました。(すんません、既にどんなシーンでどんな セリフか忘れました)
「騙しあい」「演じあい」「愛しあい」「傷つけあい」「思いあい」 「抱き合い」そうして別れていく様々なカップルがかなり印象的でした。たった一瞬愛し合うのでも それでもいろんな思いが交錯してるんだよなー、いろんな思いを殺している場合もあるんだよなー、 としみじみ思った芝居でしたね。「やらしい」とかそういう感想も目にしたけど、私は「やらしい」 よりはむしろ「せつない」愛の芝居だと思いました。最後の最後の カップルが行為をしていないってのがまたそう思わせてくれました。

でもね。おもしろかったんだけどね。本当に良かったんだけどね。それとは全く別次元で こんなに早く終わってほしくて早く家に帰りたかった芝居も初めてでした。もー、ごめんよーって くらい終わってほしかった。ベニサン・ピットは寒かった。コート預けられるの初めてだったんで 嬉しくて思わず預けてしまった。(普段は膝にかけてる) そしたら本気で寒かった。寒くて寒くて 腰が痛くなりまして、お腹も痛くなりまして、脂汗出てきまして・・・(涙)。もー、芝居どころじゃ ないよー。やばかったよ、痛くて。激痛。最後娼婦が出てきた時に「やっと一巡した!終わりだ!」 とあまりの嬉しさに涙が出てきそうでしたもん。終わるやすぐに席を立って、アンケートもかかずに 劇場を後にしました。帰り道本当悲惨。歩けないし脂汗出てきて震えてくるし。お腹痛いわ腰痛いわ で段々吐き気してくるし。
芝居関係ないところで悲惨な思い出しかない芝居になってしまいました。ごめんよぅ、t.p.t.。

(12/11 19:00 ベニサン・ピット)

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