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阿修羅城の瞳 出門LOVE!! 2000年に見た「阿修羅城の瞳」(感想はこちら)、そこで
市川染五郎さん演じた出門に心を奪われて早3年。
そうよ、再演(新感染の芝居の)。ふふふふふ。 新橋演舞場が見えた時、ジューダスの音楽が聞こえた時、童歌のメロディーが流れてきた 時、私の感情は「そうだこれよこれよこれよこれよ!」と頂点まで昇りつめ、そして聞こえて きた笑死の声で一気に下がった。何じゃ、ありゃ。事前情報として聞いていたものの、何か 受け入れがたいものがあった。そして、軽い晴命さん登場。うーん。 心底「平田さんカムバック!」とか思ってしまった・・・。そしてそして美惨登場。 うーーん。 「妖しい」という美惨のイメージが、「怪しい」というものに変わったような。一言で 言えば「変人」というか。いかれてるというか。これから変わっていくのかなーとも思うけど、 どっしりとした揺ぎ無いものを抱えてるようには見えなかったなぁ。そして邪空 登場。でかっ!タイトルの幕は圧倒的に前回の方がかっこよかった。今回は正直、 ちゃちい。 基本的に前回と演出も展開も変わっていないなぁと。出門は2度目ということもあってか、 非常に落ち着いた感じ。アテルイの経験もプラスに働いているんだろうけど、特に出門の持つ 色気が恐ろしいほどに増していた。鼻血もんですよ。そして確信犯的に田村正和さまを意識 した登場シーン。確信犯に歌舞伎座を遊んだ鼠小僧の着ぐるみ。まさか着ぐるみとは・・・。 着替えシーンが目の前だったので、非常にかわいかった。前回も魂抜かれた「恨むかよ、この 俺を・・・」等のシーンは全部残ってた。「秘め事なんだよ!」とか。ぞくぞくした。 パンフに染さまが書いていたけど、しばらく現実に戻れない、というくらいの演技をしたい って。どうやって現実に戻るのかをむしろ教えてほしいってくらい、今回も魂抜かれた。 あの長髪はー卑怯ですよー色気すごすぎですよードキドキしたよー。美しさに磨きが かかってた。あとは、前回のように声をからさないでいてほしいなぁと。多分大丈夫だとは 思うんだけど、あの声はやっぱり素敵なので、あのまま突っ走ってほしいな。
天海さんは!つばきの時も良いんだけど阿修羅の時の方がもう!かっこよくて見栄えが良くて
うひゃーって感じ。楽しみだったので、その予想以上のかっこよさにくらくらした。ただ、今回
メイクがつばきと阿修羅に全く変化ないのよね。富田さんの時、鬼のメイク好きだった
んだけど。これも変わっていくのかしら? で、邪空なわけですよ。伊原さん。実は全然期待してなかった。でも不安もなかった。自分の
中で古田さん以外の邪空が全く想像できなかったので、どっちにも思えなかったのよ。
で、めちゃめちゃかっこよかったわけですよ。なんだろう、古田さんとは全くの別物で、
どっちがより良いって言うんじゃなくて伊原さんの邪空はすごく良かったの。特に2幕。
出門に対する嫉妬というか憎しみというかそういったものがすごくストレートに伝わってきて、
切なくて切なくて。最後の最期に死ぬところとか。「俺は寂しがり屋でな」っていうセリフが、
本当にそう聞こえて切なくて。結局邪空は誰も信じれないままに死んでいったのかな、と。
無理矢理自分を信じようとしていたのかなって。めちゃめちゃ感情移入。 とにかく、メインの3人が非常に非常に良かったのです。今後どう化けていくのか、楽しみ です!早くDVDにしてくれー!(←気が早すぎ) ちなみにTAKIの歌は良かったです。でも、全体的に歌に関しては前回の圧勝。 (8/8 18:30 新橋演舞場) 初日後、3回見た。2回は当初の予定通り、1回は我慢しきれずに3階席からの観劇。 あああああああ、3階で見ると非常にきれいなのね、照明。 上のレポで「邪空ラヴ」と書いたわけですよ。「出門vs阿修羅王」よりも「出門vs邪空」
の方が切なくて好きと書いたわけですよ。でも、残りの3回は「出門vs阿修羅王」の方が
好きでした。特に、阿修羅への転生直後。「恨みまするぞ、出門殿」のとこ。背筋がぞくぞく
するほど、阿修羅がかっこいい。転生してからの阿修羅は本当に最高です。 とはいえ、2003年版も非常に大好きなわけですが。 夏木@美惨は1度目よりは2度目が良くなり、2度目よりは3度目が良くなり、4度目に いたってはそれまでで1番受け付けなかったという不思議な感想です。近藤@晴明も 特に感想は変わらず。小市@南北も同様に特に感想変わらず。じゅんさん@祓刀斎と 聖子さん@桜姫は見れば見るほど良いお味。笑死は頑張ってたけど、回を重ねるごとに 私の中で存在感が消えて行きました。 伊原邪空は切なさ倍々増し。殺陣の恐ろしさも倍々増し。見るたびに怪我しないか 不安になるのよ。恐いよ、出門vs邪空の殺陣。速すぎ。でもかっこいい。あの切なさが たまりません。 邪空といえば、ぴーとさんがカーテンコールでの邪空の挨拶がかっこいい!と言ってた けど、私もかっこいいと思うんだけど、なぜか私は阿餓羅(だっけ?)の横山さんの スカート(みたいなもん)翻せての挨拶にいつも惚れ惚れしてました。藤家さんの挨拶 だったらごめんなさい。 早くDVDで見たいなぁーって、本当心底そう思うんですけど。 蛇足。意味の無い2000年版との比較します。比較嫌いな人、ごめんなさい。上でも
比較しちゃったけど。2000年版は「悲恋」で、全体的に切なさMAXなんだよね。2003年版は
個々の切なさは非常に高いのだけど、全体的には幸せな感じがあるの。それは、多分2000年
版は染さまも初新感線でいっぱいいっぱいで、新感線も初新橋演舞場で、その上での
「崖っぷち」感がすごくあったと思うの。ある種お祭り。全体的に余裕がなく、それが
むしろ切なさを増してた原因だと思ったりなんかしたり。全員必死だったから、そのまま
出門も阿修羅も必死に見えたのかも。 あ、あと1つ2000年版の方がすごく好きな場所。OPのタイトル。あれは2000年版の圧勝。 でも今回の、OPの阿修羅の登場。沈みきる直前の阿修羅の笑みにしびれた。あれ、 かなり好き。 (8/16 17:00 , 8/21 13:30 , 8/30 17:00 新橋演舞場) |