[
エトランゼ ] 酷評ばかりが目に飛び込んできていたので、結構覚悟して見に行きました。 面白かったかな?と思う1番の理由は近江谷さんだ!うまい!すごい!上手!素敵!きゃー、もう近江谷さんだけで私はチケット代十分元取りました。あんな近江谷さん見たかったのよ、キャラメルで。かっこよかったし、確かに絶対に檜原は性格悪いような気がするけどでも言ってることは間違ってないと思うし。嫌な奴なのに憎めない何かが檜原に私は感じました。だからもうもうもうもう、近江谷さん最高。MIRAGEの粟根さんの存在のようだ。近江谷さんだけで満足。っつーか、近江谷さんだけ満足。(←おい) 主人公のななえは...。んー、何で語尾が「○○なんだ!」とか男性っぽい口調になるの?MIRAGEに続いてものすごい違和感が。もうあの口調だけで勘弁してほしかった。それに、ななえのセリフすっごい説教くさい・・・。ななえ自身の葛藤が見えてないだけに何だか口先だけの説教に見えてかなり嫌な感じがした。 エミちゃんの感情はすごい良かった。フラフラしちゃうけど、最後には自分の意志で檜原さんの所へ戻る。それはそれですごい勇気のいることで、私はとても共感できた。真剣なだけに、戻ることは恥ずかしいと思わないというか。そんなことにこだわっていた高柴の気持ちもわかるけど、私にはエミちゃんの選択の方が理解できる。自分が本当は何をしたいのか。檜原にだけは頼りたくないという高柴の意地にも似た思いと、意地を捨てたエミの思い。両方はそれはそれでいいけど。で、ななえは? 小名浜が「個展が成功したらインタビューさせてくださいね」って言っていて、インタビューシーン。つまり個展は成功したってこと?個展が成功するってことは、ななえの写真は「ななえだけの」写真ってこと?直前まで「パクリ」という評価を受けていて、檜原にも「お前はやめろ」とまで断言されていて、あっさり自分の写真が撮れるようになるものなの?そんな簡単にOKになっちゃうもん?世の中ってそんなに甘いのか?個展が成功しようがしまいがインタビューって話だったり、個展が成功してなくても自分の写真探しに頑張るななえっつーのならわかるけど。わからん。その辺芝居だなーって思う。すっげぇ嘘っぽい。 開くんの色が見えるのは別にどーでもいいです。里奈はもっとどーでもいいです。でもお父さん何もリストラの上にアル中にしなくても。何でもありだな、最近。(死んだり薬盗んで自殺しようとしたり) でもかずみさんが泣いたとき、思わず胸がつまった。自分が情けなかったというのが何か胸に響いた。何ていうか・・・上手く言えないけど、彼女の葛藤が私には素直に胸に響いたような気がする。だけに、里奈がむかついた。お前お母さんに謝れって感じで。 あとなー。タイトル出てきた時もうため息出た。もういいよ、劇中でのタイトル説明は。でももうお約束なのかもしれない。それならそれでいいけどさー。クローズの時みたいに連呼されなかっただけいいけど。MIRAGEと同じような感じでのタイトル登場だったような・・・。 新しいことをはじめようとして何か困難にぶつかってそれをどう乗り越えていくのか。それはよくわかる。わかるだけに共感できる人もいた。許せないことへの立ち向かう思いもOK。でも、またしても盛り込みすぎ。その為全てが中途半端。その上主人公が1番中途半端。こりゃいかん。要所要所を近江谷さん・西川さん・中村恵子さんらに救われてるから成り立ってるだけのような気が。最近のキャラメルって、盛り込みすぎて結局1番何を言いたいのかがわからんのよね。伝わってこないんだな、私には。今の私と今のキャラメルがあってないってことなんだろうけど・・・・。キャラメルがすごい好きだった(←「だった」?)だけに、ちと寂しい気が。 でも近江谷さんは本当に良かった。かなり良かった。べた褒めさせてくださいってくらい良かった。近江谷さんいなかったら、私のエトランゼの感想は今以上にひどい言葉のオンパレードだったような気がします。近江谷さんが本当に良かったー。ホクホク。 (3/17 19:00 新宿シアターアプル) |