バースへの帰還
P.ラヴゼイ / ハヤカワ文庫


シリーズ3部作目くらいらしい。読み終わって「あとがき」読んで初めて知った。
主人公は元警視で、過去に逮捕した「死刑囚」が脱走して主人公に「自分は無罪だ、それを お前が解明しろ」と言われるわけですよ。犯人は警察の副部長の娘を人質にしているのですよ。 で、主人公が呼び戻され再捜査するんだけど。

つまらなくないけど主人公が嫌い。なのでこのシリーズは多分今後読まないだろうなぁ。 オヤジギャグも笑えないし、性格良いとも思えないし、有能なんだかそうじゃないんだか 微妙だし。実際冤罪だったわけだし。うーん。
ただ、実際の犯人には驚いた。そして、犯行動機が切なかった。途中で絶対に「こいつが 犯人だ!」と分かる人ってどれくらいいるんだろう?って感じだったけど、何か「情状酌量で 殺人犯だけど減刑してあげてー・゚・(ノД`)・゚・」と感情移入してしまった。殺人してんだから 間違っているんだろうけど、何か「被害者が悪い」と思ってしまったり。でも殺しちゃ いかんよなー。でも自分が犯人の立場だったらなーとか妙なことを色々考えてしまった。

ま、哀れなのは犯人じゃないのに、犯人にされてた死刑囚だね。誘拐はいかんけど。でも 元をたどれば主人公が悪いわけじゃんか。だからかなぁ?主人公、全然好きになれん。

2003.8.25.Mon.

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