オザキ隊長 通称オザキ 1969年生れ O型 泣く子も黙るカヌ沈隊の隊長。「硬派」の開祖にして隊の発足人すなわち言い出しっぺである。身長がやたら高く一見するとスリムであるが、実は下っ腹が張り出した餓鬼のような体型になりつつある。しかも耳がレーダーのよう張り出しており、興奮するとたまにクルクル回転する。呑み過ぎで鼻が赤く、酩酊オヤジと道端で目が合い意気投合することもしばしば。かつてはゴミと酒瓶と野営本が氾濫した通称“川越犬小屋”に棲んでいたが、近年はまっとうな生活をしているらしい。「ぷしゅ〜 ぷしゅ〜」という寝息のために“機関車”という異名をもつが、なんだかんだいっても隊員からキチンと尊敬されている隊長である。 画像は北アルプス某所にて生ビールを飲むの図。某製造業役員。
ヨコサワ炊事班長 通称ヨコザワ 1969年生れ O型 合宿中のほぼ全ての炊事を担当する班長。「さば缶うどん」「生姜焼き定食」「栃尾セット」などのヒット料理を繰り出し、みんなのワガママをやさしく受け止めるカヌ沈隊の母である。 異様に記憶力がよく、一度走った道は忘れないというナビいらずの特殊能力をもつ。運動神経も抜群であらゆる動きを軽々とこなし、家庭では良きパパでありいいことづくめのようであるが、頭のオヤジ化が深刻な状態にありもはや育毛剤も手遅れとか。また、太鼓腹がつっかえるため靴下を履くのに一苦労するというほど豊満化しているが、本人は「なんか太っちったよ アハハ だってメシがうまいんだもん」と気にするそぶりがない。 画像は奥利根某所にて冷たいというより痛い渡渉に顔をしかめるの図。某製造業総務。
やす狩猟班長 通称やす 1969年生れ O型 狩猟活動により野営の食卓に自然の恵みを供す班長。釣り、銛、網、泳ぎなど特に水まわりでその能力を発揮する。 隊長の指令で初冬の渓に潜り、岩魚の撮影をしたこともある。だらしないO型の揃うカヌ沈隊にあって唯一まともな(脂肪の少ない)体型を維持しているが、しかしそのせいか燃費が一番悪く、冬山では凍死より餓死を恐れる。 また、卓越した言語センスをもち、鋭いツッコミとジョークで常に笑いを提供するが、ときどき冗談にならないことがある。執筆にも定評があり、家族の愛をえがいた“日々是口実”は山屋・沢屋のバイブルだが、しかしバイブルすぎて家族には見せられないという。 画像は足尾某所にて某天然記念物を捕獲するために追いかけるの図。某建設会社代表。
フカマチ隊員 通称フカマチ 1972年生れ O型 平成11年2月入隊 自他共に認めるカヌ沈隊きってのビックマウス。しかしなんの繋がりもなくカヌ沈隊奴隷候補として志願してきた唯一の男である。かつては沢登りに対して気合十分向上心旺盛であったが、このところは“何の役にも立たない男”という確固たるポジションを築いている。そのため街での呑み会では「割り勘班長候補」として幹部から呼び出されることも。 ときどき「さつま揚げって、豆腐?」「マフラーが2本ってことは、エンジンが2コあるってコトじゃないですよね?」などと愛嬌のある質問をしてみんなを脱力させることがある。 カヌ沈隊年報“日々是硬派”編集人、2代目HP管理人(サイババ班長候補)。 画像は鬼怒川某所にてピチピチのウェットスーツを着るの図。某広告代理店営業。
ガリガリ隊員 通称ガリガリ 1973年生れ O型 平成11年9月入隊 基礎体力は幹部をも上回る素質であるが、うすらデカい体のわりに小心者で高度のあるトラバースでは「コエ〜 コエ〜」と情けない奇声を発する。都下某所で動物病院を開業する獣医であるためゆくゆくは救護班長として期待されているが、現在はもっぱらシゴトの呪縛に捕らわれている。以前勤めていた病院では看護婦(アニマルヘルステクニシャン)に「先生、半ケツ出てますよ・・・。」とたびたび注意された経歴をもつ。また、めっぽう酒にだらしなく、泥酔しては幹部からマグロのかまで殴られたり、ケツの穴に割り箸を刺されたりして、とても可愛がられている。発言するときに脇の下を隠す、得がたいキャラクターの隊員。 画像は奥利根某所にて水泳をするフリをするの図。某動物病院開業医。