入隊希望誓約書
隊長より
「硬派」を至上とするカヌ沈において、「軟弱」という言葉は最も屈辱とされる呪詛の言葉である。
「硬派」を謳うカヌ沈隊・全隊員は、その言葉を朝に唱え、行為の拠とし、夕べに唱え、恥ずるなきかを反省しなければならず、常に己の「硬派」を問い続け、血脈に沁み込ませなければならない。（カヌ沈隊隊則第１条２項）
カヌ沈隊が山に入る時、一人が背負う荷は15Ｋｇを越える。ビール大瓶1ケース程の重さだ。その荷を背負って、滝を攀じり、淵を泳ぎ、藪をこぎ、ゴルジュをへつる。そこまでして何故？と聞かれれば、「重い荷を背負い、足を棒にしたものだけに許される風景・空気・味覚等に必ず出会えるからだ。」と答えるだろう。限られたものだけに触れる事を許す、豪快にして繊細な自然。深山幽谷。沸き起こる感情は”恐れ”ではなく”畏れ”だ。張り詰めた山の霊気ー瘴気と言うのだろうかーに、怖さを覚えることは確かにある。それが、あたりまえなのだ。大事なのは、怖さから目を逸らすことではなく、正面から対峙して”鼻くそほどの人間の存在”を再認識することだ。
カヌ沈は楽しい。最高に楽しい。が、”楽しい”だけでは”硬派”は謳えない。尊敬してやまない遠藤ケイ氏は「そこで遊ぶ”権利”よりも、そこで遊ぶ”義務”を優先しなければならない。」と語る。紙屑ひとつさえ残さないのは当然のこと。用を足したあとのケツ紙は必ず燃やす。「これくらいなら」という甘えは許されない。みかんの皮ひとつにしてもだ。
以上のことに賛同し、かつ是非一緒に硬派の道を極めたい、という方、まずはカヌ沈隊掲示板かメール（カヌ沈隊関係者なら誰宛でも結構です）で参加希望の旨をお知らせください。
以下の項目に必要事項を記入し、初回参加までに必ず隊長と管理人までメールにて返送下さい。提出の無い方は参加することができません。（各メールアドレスは隊員リストより）
まずは誓約書に署名をお願いいたします。（客人用と奴隷候補用があります。どちらか一方で結構です。”客人”は仮隊員のようなものです。奴隷候補は全身全霊をカヌ沈隊にささげようと思う方用とお考え下さい。ただし客人用に記入された方は次回は奴隷候補用に再度記入しなおしていただき、奴隷候補となって頂きます。）
客人用誓約書
誓約書
硬派野営集団 カヌ沈隊 隊長 殿
私 ○○○○（フルネームで記入）は硬派カヌ沈隊 客人として参加を自ら希望致しました。カヌ沈隊 幹部の指示に確実に従い、常に硬派であることを心がけることを誓います。
また”男を鍛える強化合宿”に際して起きた事故・傷害・損害等に関して、その原因の如何を問わず幹部その他の隊員、関係者に対して一切の責任追及・損害賠償等の要求を決して行いません。また、報道関係等に私の写真・氏名等が使用されても権利等の主張を一切行わないことを誓約致します。
年 月 日
客人 ○○○○
奴隷候補用誓約書
誓約書
硬派野営集団 カヌ沈隊 隊長 殿
私 ○○○○（フルネームで記入）は硬派カヌ沈隊奴隷候補として入隊を自ら希望致しました。四季、合宿を問わず参加し、カヌ沈隊 幹部に犬のように忠実に従い、常に硬派であることを心がけることを誓います。
また”男を鍛える強化合宿”に際して起きた事故・傷害・損害等に関して、その原因の如何を問わず幹部その他の隊員、関係者に対して一切の責任追及・損害賠償等の要求を決して行いません。また、報道関係等に私の写真・氏名等が使用されても権利等の主張を一切行わないことを誓約致します。
年 月 日
奴隷候補 ○○○○
ようこそ！硬派野営集団 カヌ沈隊へ！
これから始まる”硬派 男を鍛える強化合宿”に確実に参加し、1日でも早く立派なカヌチニストとなることを幹部一同望んでおります。
さて、これであなたも硬派 カヌ沈隊の一員となりました。つきましては野営活動をするにあたり、もしもの事を考え、緊急連絡網及び個人情報を収集しております。以下の内容にマジメに正確に答えて下さい。
氏名
生年月日
性別 男
年齢
血液型（重要です。間違いの無いように）
電話 （携帯電話共）
現住所
緊急連絡先
緊急連絡先者氏名
アレルギー反応等（持病、常備薬もあれば記入） （重要です。間違いの無いように）
過去に蜂や蛇に噛まれた経験の有無、回数、種類（アナフィラキシー症状を防ぐ意味で記入必要）
嗜好（酒、タバコの種、銘柄等）
就職先、バイト先および学校名
上記連絡先電話及び住所
直接連絡の可・不可
平均的勤務、授業等時間帯
休日
平均的休日取得状況
上記書類は速やかに提出してください。また奴隷候補及び客人は基本的には二回目より共同装備の資金を頂くことがあります。また合宿内容により山岳保険への強制加入も御座いますのでご了承下さい。
以上
隊長へのメールはkakubin@ma3.justnet.ne.jpまで
