浦和浪漫山岳会 山菜山行 胆沢川前川小白沢 平成14年6月 8日 ★★ 硬派者:隊長・炊事班長・狩猟班長 1/25000 地形図:「真湯温泉」
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浪漫の山菜山行にちゃっかり参加させてもらって、はや3年を迎えた。 高桑さんに「カヌ沈らしさをだして下さい」と恐れ多いお言葉を頂いた。鼻息荒くルートを考えたりなんかして、少し嬉しい。カヌ沈で1パーティー組ませてもらえることになり迷惑を掛けないようにと少々緊張気味。カヌ沈の今回のメンバーは幹部3名。隊長はオザキなのだが 「今週は忙しいので・・・」「ヨコサワ、リーダーでお願い」 などと言う。イチマスは最後まで 「オレは釣り部隊でないのか?」 といっていたが忙しいので相手にしなかった。最初からカヌ沈らしさが出ていたがこれは内部のお話である。 小白沢は大沢と北沢の間にあり、比較的まっすぐに桑原岳に突き上げている。地形図からしてもさほど問題がなさそうである。最後は平坦なので「ヤブ?」という感じだった。 1番にたてるのではないか。 虎視眈々と「桑原岳」を狙うカヌ沈がそこにいた。ルーファン後、大滝は右から大きく巻く。1時間くらい巻いてまた流れに戻る。巻きの途中のヤブの森が結構きつかったので、この先山頂直下の平坦部も「大変だろうな」と心の中でリフレインしていた。950M地点で雪渓がこの先をびっしりと覆う、所々崩れてとてもやらしそうだ。12:30の交信時間、少し逃げるように巻き上がり交信する。「ハワイハワイ、オウトウ、ネガイマス」などと独特のイントネーションの交信が入ってくる。気持ちが良くないので切る。先を見に行こうとヤブを進み斥候となるが、行く手の雪渓の先には滝が見え、その先はヤブの森。 「時間切れだな・・・」 桑原岳は断念し戻ることにした。しかし悔しい、もう一息だったような気がする。鼻息荒く出発しただけに「カヌ沈さん、素敵!!」なんて言われたかったなあ・・・。まあそれはさて置き、おれ達も少し大人になったかなと、腕を組んで満足気な鼻息をひとつ吐き遡行を終了した。良い沢タビができました。感謝致します。<追記>夜の宴会では少し「素敵!!」なんて思われた・・・かな?
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