奥日光クロスカントリー大会

〜オフィシャル報告〜

2月26日〜27日

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硬派者:炊事班長・狩猟班長・ナカハラ奴隷・ガリガリ奴隷


 今回、初の奥日光クロカンオフィシャル。ワタクシはスキーハイキング第4関門係に任命された。別の関門では、コースの整備などある場所も有る為、体を動かすことができ、それなりに忙しいらしいが、自分のもち場所は、スタート直後、そしてゴール直前とう場所に位置するため、参加者がスタートした後は、光徳沼のふきっさらしの平原に、その人間達がゴールするまで約5時間ほど立ちんぼをしなけらばならないという過酷なポイント。もちろんテント、パイプ椅子などは設備されてはいなく、まさに雪上待機である。普通の人間の感覚では辛いかもしれん。しかし、俺は楽しかった。なんせ、この大会の為にソレルの重防寒靴を神保町で仕入れ、さらに、今まで物欲に負かせて散財した、我がモノ達が本来の機能を発揮する瞬間がやってきたのである。カヌ沈隊に所属して以来、ワタクシの身の回りのものはすべて化学繊維に置き換えられ、デートの時でさえ、ノースケープを着こみ渋谷を練り歩き、彼女には気持ち悪がれ、エスカレーターでは放電しまくり、ぱちぱち君どころの騒ぎではない。しかし、ココ日光で、今まで本来の用途には使われたためしのない道具達がその真価を発揮する時がやってきたのであった。今回の極寒立ちんぼという条件で本来の性能を十二分に発揮したモノ達に包まれたワタクシは少しばかりエセ硬派者より脱皮することができ、さらに「昨日ちょっとクロカンのオイフィシャルでさー」と仕事場の女の子ににいんちき講釈を垂れるネタを仕入れることができ満足なのであった。その後、日光湯元の濃厚な温泉に漬かり身も心も硫黄に包まれたあと、宴会に突入したわけだが、これは報告するまでもなく完全無欠の酩酊状態。我がハナも朱色に染まるのも時間の問題であろう。

 

<記 奴隷ガリガリ>

 

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初心者講習の様子



硬派夜営集団カヌ沈隊

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