丹波川冬季軟弱合宿平成11年2月20日〜21日 ☆ 硬派者:隊長、炊事班長 狩猟班長 フカマチ タグチ タケイシ
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よく眠れなかった。寒かった。つらかった。 腰肩首筋などを襲うオゾ気に打ち震えながら、半覚醒状態の先走り奴隷ことワタクシ深町がなんとなく記憶している映像は、余すところなく安眠を貪る狩猟班長の寝顔だった。 くそ〜 無性に寒い!! しかし、そのとき自分になしえた唯一の行動は、悲しいかな、体勢を仰向けにすることのみであった。この選択肢の少なさは実に致命的だ。いま思えば、状況を正確に把握し近い将来に及ぼす影響を推測できていれば、なにがしかの能動的危機回避はできたはずである。悔しいが、雪山で生存するための知識と経験が、幹部と奴隷では明らかに違うことを認めねばなるまい。くそ〜 斯くして翌日のワタクシは頭痛・眩暈・吐気にみまわれ、貧弱このうえない醜態をさらけ出し完全にグロッキー状態だった。 これでも冬山としては、非常に暖かくすごしやすい気温だそうだ。確かに厳寒の高地ではマイナス25度まで下がるそうで、まさにバナナで釘が打てたり薔薇がコナゴナになったりモービルワンなら大丈夫だったりする(古い!)世界なのだろう。 ワタクシが体験した寒さなんて、初級者入門編だったらしい。 「そうか、寒かったか」 と丹念に肩を揉んでくれた隊長の眼は、明らかに 「ナメてるからこうなるんだ、山の恐ろしさをしったか ケケケ」 と烈しく主張しまくっていた。 ワタクシも精一杯の全面降伏ヘロヘロ視線で逆襲を試みるものの、10対0で勝敗は明らかだった。 今回の丹波川冬期合宿で、ワタクシを襲った強烈な感情が、二つあった。 一つはいうまでもなく「寒い」であるが、もう一つは「温泉に入りてぇ」であった。 事の次第は合宿数日前に遡る。 ワタクシめ、掲示板にて「温泉も軟弱だと思います」とウッカリ書き込み、しかも「男なら川風呂だ」と自らにウッカリ追い打ちをかけてしまった。「温泉は好きです。風呂上がりのビールも大好きです」と釈明を試みたものの時すでに遅く、その発言に憤慨した隊長以下幹部から、温泉禁止令ならびに川風呂入浴令が下される事態になってしまった。 くそ〜 じゃあ 潔く川に飛び込み、狩猟班長をギャフンと言わせてやる! と密かに鼻息荒くイメージトレーニングに勤しんだ。 すぐムキになるのがワタクシの欠点である。26年間の人生でおこした数々の失敗 は、全て短気が原因であった。 しかし見栄を切ってしまった以上、退くことは許されない。 本気で、こおり水より冷たいかもしれない川風呂に挑戦しようと思っていた。 しかしである。 前述の予期せぬ事態によってかなりグロッキーでだったワタクシには、一寸の闘争心も残っていなかった。 幹部たちもそれを察してか、あまり川風呂の件については言及しようとしなかった。 ナンだカンだいって、優しいなあ。うんうん。 そして帰り道、温泉に寄った。その駐車場において、もうすこしで軍門に下るところだったが、ギリギリのところで温泉禁止令を破らずにすんだ。川風呂のノルマを達成しなかったのだから、せめてそれくらいの反骨心がないと男失格なのである。 しかし!みんなが温泉に入っているとき、ひとり車の中でバキバキの体をヒネりなが ら、つくづくシミジミ思った。 「温泉に浸かりてぇぇぇぇぇぇぇ」 |
今回は、主に炊事班長の酩酊変貌ぶりをお届致します!! 到着後、早速飲み始める炊事班長ヨコザワ
暗くなる頃には完全泥酔浅草映画館通り下町オヤジ状態となっていた!
その結果・・・死亡・・・が!しかーし!オヤジの中で何かがはじけた!
エロ事師化 再来!!!!!!!!!!
うひょひょひょひょ!!!!!と雄叫びしつつ!高速移動を始めたぁ!
エロ事師化した炊事班長をほっといて宴たけなわな隊員 今後ともカヌ沈隊炊事班長をよろしくお願い致します
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