東海道五十三次歩き旅(24日目)

水口宿中心地の案内がある。

12:22
      水口宿東見附跡に来た。

       水口に入ってから1時間ぐらいかかった。

水口の中心地は3本の道路が平行して通っている。

どの道を通っても、出口は一緒だ。

普通は真ん中の道を通るので、ここでは左の道を行く。

この先で又二つに分かれるので、そこは右へ行く。

これが真ん中の道。

ほとんど人は通っていない。

ここが3本の道が合流したところだ。

この写真は後ろを向いて、土山方面歩見たところ。

この辺りは茶畑が多く近江土山茶が有名だ。

8:58
    大黒屋本陣跡を通過

国道の歩道を10分ほど歩くとわき道へ。
のどかな田園地区に入る。

この橋が現代版東海道になっている。

ここで野洲川を横切る。

8:51
  土山宿本陣跡を通過

いろんな狸がいるな〜

近江米とよい水があるので、街道沿いには造り酒屋が多い。

同じような町並みが続くが、道路はカラーでなく普通の道に

変わっていた。

国道1号線を横切り細し道に入ると今宿の石碑と
常夜燈があった。

ここで土山宿は終わり、もうすぐ水口宿に近づいてくる。

鈴鹿馬子唄より

いよいよ土山宿の中に入る。

道路がカラー舗装されている事に気付いた。

このような家が続いている。

多くの家にこんな表示がある。

街灯のデザインもそろえてある。

総時間(休憩含む) 8時間22分
歩行時間 7時間19分
歩行距離(概算) 22.8Km
この区間の歩数 36,581歩
この日の総歩数 38,905歩

11:35
   一里塚跡通過

9:06
    国道1号線と合流、ここまでの歩数 3,673歩

    本来の旧街道はこの交差点を渡って直進するのだが
    野洲川があり、渡し場だった。現在は橋もないので
    左折するしかない。

広重 「水口(名物干瓢)」

8:17
 支度をして出発した。
 すぐ横には土山宿の案内図がある。

街灯の付け根の絵も

変わってきた

新緑と川の流れがきれいだ。

江戸から百十里歩いてきた、京都まで残り十五里だ。

ところどころ、家並みが切れて、畑になる。

8:33
  扇屋伝承文化館前を通過

この扇屋では、扇、櫛などを売っていたらしい。

中に入れるのだが、まだ早いので開いていなかった。

民家の玄関には、信楽名物の狸が置いてある。

ここだけでなく、多くの家で置いてあった。

信楽はここから20Kmぐらいの場所だ。

橋の欄干に街道の絵が書いてある。

二階屋脇本陣跡に建っている、今昔折衷の家。

どの家もきれいな格子がある。

本日の感想その他

草津へ着き、翌日朝の電車を確認してホテルへ向かう。
久しぶりに新しい都市の町並みになった。
昨日予約した草津第一ホテルに宿泊。
駅から少し距離があるので、夕食はホテルの1階ある居酒屋で済ました。すぐ隣にはローソンがあるので、飲み物などを購入し就寝。

11:27
     水口に入った。
     但し中心地まではもうしばらくかかる。

約10分ぐらい歩くとこのような道に出て本来の旧街道に戻る。

信号の先も同じ色の道路なので、間違える事は無い

ホテルでも朝早く目が覚める。朝食は7時からなので、準備して、ロビーで待つ。7時丁度にレストランが開き、急いで
朝食を済まして、出かけた。昨日、バス停は確認しておいたので、十分間に合った。このバスを逃すと、1時間も待たなく
てはならない。定刻にバスは発車し、土山まで戻る、途中から中学生がどんどん乗ってきて、すし詰め状態になる。
我々が降りる手前で全員降りて静かな車内に戻った。

田村神社バス停で下車し道の駅に着く。本日は道の駅は休みだ。

たけのこの道楽Topへ
23日目 (関 ⇒ 土山)
25日目 (甲西 ⇒ 草津)
・20km以上のコースは久しぶりに歩いたがそれ程の疲れは感じなかった。
・土山は宿場保存がよくされているが、水口は宿場の面影はほとんど感じなかった。
・天気も良く、風景も良く気持ちの良い日だった。
・ほとんど平坦な道で歩くのも楽だった。

15:59

  トンネルの傍らには弘法杉が立っている。

沿線にはみんな花が植えてある。

こういうのがあると、道は正しいと確認できる。

16:24
  続いてもう一つのトンネルを通過。

  これも天井川らしい。

下校時の中学生、小学生は、すれ違う時に挨拶をしてくれる。

そのように指導されているなのだろうか。気持ちが良い。

16:35
  また酒屋がある。

  地図によればそろそろ甲西の駅に近いはずだ。

16:39
   すぐにJR甲西駅に曲がる角に到着した。

石部まで行きたかったが、本日はこれで終了とした。



この後甲西駅まで行き、電車(草津線)で草津へ向かった。

甲西駅発 16:47
草津駅着 17:03

しばらく行くと道はトンネルになる。

ここは天井川で上には川があるとのことだが

現在もあるかは不明。

12:50

ここで昼食休憩をとる事にした。

13:40
    再び出発


この先で道は角を曲がって

迂回するような形で進んでゆく。

13:59

しばらく行くと五十鈴神社に着いた。

このしめ縄はこれでいいのかどうか?

ここには一里塚跡があるはずだが見落とした。

また造り酒屋(「美冨久酒造」)がある。

滋賀県の嘉田知事は相当のんべえのようだ。

松並木(北脇縄手)を進む。

14:56
    横田渡し跡に到着した。  28,584歩

この先は野洲川があり昔は渡しがあったらしい。

3月から9月は渡し、10月から2月は小さな土橋

をかけたという。

ここで休憩をとる事にしベンチで少し休んだ。

15:15
   休憩を終えて出発した。
   川を渡るため迂回する事になる。

   ここで左の道を行くと橋があり、野洲川を渡る。

15:35
橋を渡ると正面にJR三雲駅がある。

ここは右に曲がる

静かな昔ながらの道に戻る。

水口では毎年4月に曳山まつりと言うお祭りがあり、

各町内から山車が出て賑わうそうだ。

今年は3日前に終わったところだった。

右の写真は展示してある山車だ。

空腹になったので昼食にしたいが、レストランなどは

見当たらない。ここの係りの人に聞いて、

すぐ近くの喫茶店に向かった。

上の写真の真ん中にあるからくり時計

ここでは狸が表札の代わりだ

「坂は照る照る鈴鹿は曇る 
     あいの土山雨が降る」

広重 「土山(春の雨)」

お茶の畑も日よけの準備が始まっている。

京都から東に向かっている人とすれ違う。

中山道は以前歩いたので、今回は東海道にチャレンジ

と言っていた。これから数日で桑名まで行き、一旦家へ

帰るといっていた。


10:03〜10:13
     立ち話

その後この横のベンチで10分休憩

10:22
      出発

10分ほど歩くと松並木が始まる。

久しぶりの松並木だ。松並木になるとなんとなく落ち着く。

昔もそうだっただろう。

2012年4月22日(火)
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( 土山〜甲西 )