タイムカプセルオープンセレモニー

早いものであれから3年経ってしまいました

 「みやぎ夢クルーズ'97」で、各自が2000年の自分に宛てた手紙を書き、それをタイムカプセルとして埋めて3年後に掘り起こそうと誓ったのでしたが、2000年9月23日(土)、遂にその時がやってきたのです。午後1時、受付が開始されると懐かしい顔が続々とやってくる。「おー、久しぶり。元気?」という声があちこちから聞こえてきます。セレモニーの会場に進むと、あの感動の時を思い起こさせる旗や写真・壁新聞などが掲出してあります。しばらくそれを眺めながら「この時は、あーだったよね」と懐かしんでいると、いよいよセレモニーの開始となったのであります。
 このセレモニーには、夢クルーズに講師として乗船していただいた佐藤初女さんが森のイスキアのスタッフの皆さんとともにお祝いに駆けつけてくれました。団長・初女さんの挨拶の後、中庭でタイムカプセルの掘り起こしとなりました。団長・副団長・組リーダー・初女さんがスコップを入れて行き、最後にスタッフが掘り起こそうとするのですが、予想以上に傍の木の根が張っており、なかなか出てこない。格闘すること十数分、やっと掘り出されると何かいやな予感が…。そう、掘り出されたプラスチックケースの中は雨水でいっぱいなのです。その中に入っているビニール袋の中も同じ状態。入っていた手紙は一部が腐食しているのです。思わず笑ってしてしまいました。この手紙は水分を吸わせるために新聞紙の上に置かれたのですが、もちろんそんなにすぐに乾くはずもなく、みんなビニール袋に入れて持ち帰ることになりました。

 掘り起こしも終わり次に行われたのは組の時間。この3年間にあった自分のおめでたい話題を中心に近況報告をしあいました。3年経つといろいろあるものですね。クルー同士で結婚し子供が生まれている人もいるし、国際結婚している人もいる。そうかと思えば、tagucchanのように未だ結婚もしない(できない)でいる「おめでたい奴」もいるしね。いろいろな人生があるものです。その後は全体集会。夢クルの懐かしいビデオでタイムスリップした後は、団長と初女さんとの対談です。初女さんからは「今を生きる」事の大切さと、そのためには人と人との出会いを大切にしてほしい、小さな事からコツコツとやることが重要だとのお話をいただきました。また、森のくまごろう先生からのメッセージも読み上げられました。

 そして午後5時からはお待ちかねのパーティに突入です。すずめ踊りやバンブーダンス・へびーずバンドのステージあり、相変わらずスタッフによる怪しい(?)ダンスあり、また花火も打ち上げられるという多彩な演出で、一層懇親を深めたのでありました。もちろんこれで終わるわけはなく、毎度おなじみの青年研修室(地下)での二次会へと突入し、午前3時までの大宴会となったのでありました。


「かんぱ〜い」!外はまだ明るいけどまぁいいか。

すずめ踊りを熱心に見る初女さん

蛇年生まれが中心の「へびーずバンド」

二次会は延々と続くのであります