出港からウラジオストクまで

9月21日(日) 出 港

その日は、残念ながら雨。仙台港中野埠頭にはみんなスーツを着て集まって来たのだが、傘を手放せないばかりか、送って来てもらった車から外に出るのもいやなほどの天気。みんな家族が見送りに来ていたが、私の見送りには、岩手青年の船にいっしょに乗船したyasuhikoさんとyuta-tさんが来てくれ、出港の際には、花火をあげてくれた。友達のありがたさを実感。
また、この日の夜にはダイニングルームにおいて、船長招待パーティーが行われた。


9月22日(月) 洋上研修

 
基調講演&出会いのワークショップ

山口県立大学社会福祉学部助教授 森法房先生による「あっと驚く再発見〜生き生き自分育ちのススメ」を受講。

「地球交響曲ガイアシンフォニー第2番」

午後は、龍村仁監督のドキュメンタリー映画「地球交響曲ガイアシンフォニー第2番」(2時間10分)を鑑賞した。

佐藤初女さんを囲んでのトークショー

佐藤初女さんは、元小学校教員であり、ガールスカウト団体の代表・弘前学院大学家庭科で染色の非常勤講師を15年続ける。一方、老人ホームなどのボランティア活動が母体となって、「大自然の中に、心病める人の憩いの場を作りたい」との願いを実現させ、1992年岩木山麓に「森のイスキヤ」を設立。奉仕活動に従事する。1995年に「地球交響曲ガイアシンフォニー第2番」に出演している。


9月23日(火) ウラジオストク

夢クルーズは5つの組で構成されているが、この日は組ごとの活動である。tagucchanの4組は、極東総合大学東洋語学部での見学・交流、老人ホームでの交流、市内観光、革命広場周辺での自由行動という予定である。

 
ウラジオストク市の概要

面  積   16万5,900平方キロメートル
人口密度   13.5人/平方キロメートル 
人  口   223万6,200人(1997年初)

極東総合大学東洋語学部での見学・交流

ロシアでは、日本語を覚えてガイドなどのビジネスに生かすことにより高収入を得られるということで、たくさんの学生が日本語を勉強している。


老人ホームでの交流

仙台七夕の吹流しを仙台港から持っていき、プレゼント。また、仙台「すずめ踊り」を披露すると、ロシアのダンスのお返しもあった。


市内観光

ウラジオストクは軍港の街なのだが、港の写真は軍の機密情報の関係があり撮影することは許されない。街には、脚の長い美しくSEXYな女性が多いのにはおどろいた。


ウラジオストク駅(シベリア鉄道起点)

街には多くの売店がある

革命広場

この界隈にはデパートなどがあるが、日本などのそれとは違い、きらびやかな印象もなくどちらかといえば薄暗いイメージだ。ウォッカは、地下街の売店で買った。