フィリピン共和国

フィリピン共和国の概要

全人口の約8分の1が首都圏に集中し、人種構成は地理、歴史的背景そのまま混血民族。混血のルーツは、古くはアジア大陸から渡米したマレー人あたりを皮切りに、インドネシア、スペイン、中国、インドなどの血が混じる。太平洋と南シナ海に挟まれ横たわる一大群島国。 南北1850キロ、東西1100キロに島々が点在している。

人口   6252万人
面積   約29万9873平方キロ
     (日本の本州と北海道を合わせた大きさに相当)

1月19日(水) 寄港地活動

今日と明日の2日間は、第2の寄港地であるフィリピン共和国での活動となる。マニラ港への入港でいよいよスタートだ。気温は約30°Cにもかかわらず、我々には紺色のスーツの着用が青年の船事務局より要求された。相手の国に失礼のないようにとの事でらしいが、現地の人たちの目にはきっと異様に映ったことだろう。 
この日の行動は、ホセリサール記念碑への献花、ココナッツパレス、サン・オーガスチン教会、カサ・マニラ、ラス・ピニャス教会、モンテンルパ日本人墓地参拝。フィリピンでは現地の学生が同行してくれた。私たちの乗ったバスは、白バイの先導により信号を無視。ちょっとやり過ぎじゃないかと思ったが、何やら我々は、国賓級なのだそうだ。


ココナッツ・パレスで

リサール公園で同行してくれた現地の学生たちと

 
船上交歓交流会

フィリピン青年達との船上交歓交流会では、お茶会や、餅つき、盛岡さんさ踊りなどで交流を深めた。この日の船上交歓交流会でのさんさ踊りでさんさ踊り総リーダーのtagucchanの大きな役目は終了となった。


フィリピン青年も餅つきに挑戦


みんな、2か月間つらいこともあったけど、おつかれさま


1月20日(木) 寄港地活動

今日は、業種別コースに分かれて見学。tagucchanは、企業コースだ。

1.タバカレラ葉巻工場視察。

2.サラオ・ジプニー工場視察。ちなみにジプニーは、アメリカ軍がフィリピンに在留していたとき、軍の払い下げのジープをフィリピン人が改造してバスにして使いはじめたことに端を発するといわれる庶民の交通手段で、大体10人ちょっとは乗れる。現在ではジープを使うのではなく始めから金属板と鉄骨を組み合わせて車体を作り、日本などから中古のエンジンや自動車部品を輸入して、うまい具合にくっつけて車を作ってしまう。ここは、とにかく騒音がすごかった。

3.矢崎総業マニラ工場視察。ここは、それまで視察した所とは違い、近代的なシステムが導入され、自動車のハーネスなどが作られていた。このシステムの一部には、岩手県の胆沢で作られたものも導入されているとの事だった。