リンゴなたいやき物語

                              
                   
  むかしむかしあるところに、りんごのたいそう好きなM.Iさんと、
あまりたいやきが好きでないT.Nさんが一緒にすんでいました。
ある日、M.Iさんは、林にりんごをとりに、T.Nさんは川へ釣りに行きました。
T.Nさんが川でたいやきをとっていると、十年に一度といわれる金のたいやきをつりました。
そのころM.Iさんは、りんごをとっていると、落ち葉が怪しく光ったので、かき分けました。
すると、宝箱があって、あけるとノートパソコンが入っていました。
それを見ていたパソコン好きなK.Nさんは、「僕もあれがほしいな。よし、探そう。」
といって光ってるものを探しました。
しかし、ノートパソコンは見つかりませんでした。
しかたなく、家に帰ろうとしている、M.Iさんを呼びとめて、
「この毛布と、そのノートパソコンを交換しませんか?」といいました。
M.Iさんは、「いいですよ。」といいました。
こうして、M.Iさんは毛布を、K.Nさんはノートパソコンを、自分の家にもって帰りました。
M.Iさんは家に帰って、T.Nさんといっしょに、普通のたいやきと普通のりんごを食べました。
金のたいやきは、あさってに食べることにしました。
                  
 次の日、二人で「騎津潟(キツカタ)町」へ、
たいやきと、りんご売りにいく途中「伴益(トモマシ)村」の近くで雨が降ってきました。
そこで、雨がやむまで村で休ましてもらうことにしました。
ある家に入るとそこには、K.Nさんがノートパソコンをしていました。
M.I:「やあ、K.Nさん。この人は、たまたまいっしょに住んでいるT.Nさんだよ。T.Nさん、昨日話したK.Nさんだよ。」
K.N:「はじめまして、T.Nさん。」
T.N:「はじめまして、K.Nさん。」
K.N:「村長は、今風邪をひいているんだ。村長に毛布あげたらいいものくれるかも?」
M.I:「じゃああげよう!」
                  
  雨がやむと、村長の家にいって、毛布をあげました。
すると、村長から五年に一度といわれる金のりんごをもらいました。
その後、M.IさんとT.Nさんは騎津潟町にたいやきとりんごを売りに行きました。
                  
  次の日、T.Nさんを呼んで、川のほとりで金のたいやきと金のりんごを食べようとしました。
しかし、金のりんごと金のたいやきが転がって
川に落ちました。しかも、昨日の雨のせいで川の流れが速くなっていたので、すぐに流れていきました。
しかたなく、あまっているりんごとあまっているたいやきを食べました。
                  
  その後何日かたったある日、T.Nさんは川へたいやきをつりに、
M.Iさんは家でりんごとたいやきを箱につめていました。
T.Nさんがやまでたいやきをつっていると、
この前落とした金のたいやきと、金のりんごを合わせたようなものをつりました。
しかし、金色ではなく、赤色でした。T.Nさんが家に帰ってくると、そこにはK.Nさんもいました。
T.Nさんはさっきのことを話ました。
K.N:「今、パソコンでホームページを作っているんだ。よかったら、そのよくわからないものを、背景にさせてくれない?」
T.N&M.I:「いいよ。ぜひ、どうぞ。」

こうしてりんごなたいやきは、ホームページの壁紙になりました。
(これは、物語です)

(作者)M.Iさん

 

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