


集団経営には、
父が反対、兄も反対、親類一同不賛成。それでも立ち上がった青年・耿瑞先は、苦闘に苦闘を重ねて村民全体の生活を一変させた。
自分が引き継ぐ富裕な父の会社、利益を上げている兄の会社も解散させ、有志とともに村民委員会を立て直して集団経営を発足させた。
富裕になる人を眺めつつ、貧困に苦しんで生きてきた村人達は、「もったいないことをするものだ。何でだ?」と首を傾けながら噂話を続けていた。
誠実な青年が村民の生活向上の基礎となる事業建設と福祉の増進、敬老の活動を続け、先進の農村から学び、叡智を傾けて奮闘する姿を目の当たりに見た村民は心を打たれて少しずつ協力の手を差し伸べた。
成果が上がり、分配が確実にすべての村民に行き届き、 私心ない活動が確認されると、その話は広まり信頼を深めていった。
やがて、不信の影は消えた。調査途上で遭遇した悲痛な事故の悲しみも踏み越え、村民の団結は強固になった。集団経営は飛躍的に富を生み出し全村民の生活を豊かにした。