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NPT 国際平和会議閉会総会でのパン・ギムン事務総長の発言 @

◇ 2010年5月1日ニューヨークリバーサイドチャーチ ◇

 みなさんのご苦労と献身を存じています。
 ご自身の原則と信念のために払っている犠牲を知っています。
はっきりとものを言い、抗議し、このもっとも高貴な希求である世界平和の旗を掲げるのにどれだけ勇気を必要とするかを知っています。ですから、私は何よりも皆さんに感謝を申し上げるために、今夜ここにきています。

 リバーサイドチャーチというこの有名な場所で、みなさんにお話しすることに身のひきします思いです。ここは、マーチン・ルーサー・キング牧師がベトナム戦争に反対する発言をした場所です。ネルソン・マンデラ氏は、釈放された後の初の訪米の際、ここでスピーチを行いました。皆さんとここに集い、見渡すと、そのとき何を見たのかが判ります。この世界を動かすために各地からここに集ったおびただしい数の献身的な人々です。

 それは私たちに、人生においてもっとも重要なことを思い起こさせます。問題は、権力者のメッセージではなく、むしろ民衆の側からの運動だということです。みなさんのような人々の運動のことです。ですから私は申し上げます。努力を続けましょう。私たちが共有するビジョンは実現可能です。それは核兵器のない世界です。

 月曜日から始まるNPT再検討会議を前に、私たちは世界が注目していることを知っています。私たちの声を響かせましょう。いますぐ核兵器を廃絶せよ(disarm now)!

みなさん、

 就任以来私は、核軍縮を最優先の課題にしてきました。おそらく、部分的には、この深い個人的な献身は、朝鮮戦争後の韓国で少年時代を過ごしたことにあります。 私の学校は瓦礫の山でした。壁はありませんでした。野外で勉強をしたのです。国連が私の国を再建しました。私が教育を受けられたのは幸運なことでした。しかしそれよりも、私は平和について、連帯について、そして何より地域社会の行動の力について学んだのです。 このような価値は私にとっては抽象的な原則ではありません。私の人生はそれらの恩恵を受けてきました。私は自分の仕事を通して、それらを具体化しようと努めています。

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